LOSTシーズン1 第19話「啓示」あらすじレビュー(ネタバレ)ロックの辛い過去と島からの啓示

海外ドラマ初心者だったらまずはこれから見るべきな超おすすめ海外ドラマ「LOST」。シーズン1の第19話はジョン・ロックがメインのストーリー。彼の超悲惨でかわいそうな過去や島で墜落したプロペラ機を発見する話が描かれるエピソードだ。

ジョン・ロックの悲惨すぎる過去

この海外ドラマではジャックに次いで重要な人物だと思われるジョン・ロック。
彼がおもちゃ販売の仕事をしていた頃、彼の母親だと名乗る女性が訪ねて来た。
それをきっかけにロックは父親らしき男性と知り合い、孤独な生活を送っていた彼はすぐにこの男性と親子としてかなり親しくなる。
ある時ロックが父親の家を訪ねていくと彼が透析装置で治療中なのを目撃。彼が病気で移植が必要だということを知る。しかしこれ(ロックが治療中に訪ねて来ること)はこの男が仕組んでいたシナリオだったのだ。
つまりこの男はロックの腎臓が目当てで近づいて来たということ。

何も疑わずに彼の話に乗ってしまうロック。
そして病院で移植手術が終わり、麻酔が覚めてロックが目覚めた時にはすでにその男は姿を消していたのだ。

海外ドラマ「LOST」らしい表現

ところでよく分からないのはロックが母親と喫茶店で話していた時の会話。
母親はロックのことを「あなたは特別な存在」「大いなる計画の一部」などと言う。
これはいかにもこの海外ドラマらしい表現でこのドラマの後のシーズンでもたびたび出て来る言葉なのだが、なぜこの時彼女がこのようなことを口にしたのだろうか。

ロックが父親に騙された後に母親と話した時、母親はお金が必要で父親のたくらみに協力したということを告白する。
そのような意図があって近づいて来た人間にしては、「大いなる計画の一部」というのはどうも似つかわしくないセリフのように思える。

ロックが島から受けた啓示

ハッチを見つけたロックとブーンだが、開け方は全く分からず途方に暮れていた。
ある日ロックはジャングルの中にプロペラ機が墜落するのを目撃する夢を見る。それが何かの啓示だと考えた彼はブーンを伴って夢で見た方角へ捜索に行き、実際に墜落して朽ち果てているプロペラ機の残骸を発見する。

プロペラ機

しかしロック自身はそこに行くまでにでなぜか突然足の調子がおかしくなって歩くこともままならなくなってしまっていた。
そこでブーンが崖にひっかかっているプロペラ機を調べることになるのだ。

ブーンはプロペラ機のコックピットを試しに起動してみると、なんとまだそれは動作した。そしてどこかと実際に通信がつながって会話しかけた瞬間、プロペラ機はバランスを崩して崖から転落し、それでブーンが大怪我を負う。

ブーンが犠牲になることは最初から決まっていた?

ロックが見た夢の中ではロックは車椅子に座っていて、ブーンが血だらけになっていた。つまりプロペラ機をブーンが調べることも最初から決まっていたことだったのかもしれない。そしてブーンが大怪我をして血だらけになることも。

ロックは怪我をしたブーンをジャックのところに届けた後、ひとりでハッチの場所へ戻る。
これ以上一体何をすれば良いのかと途方にくれて嘆くロック。
その時、ハッチの窓に明かりが灯るのだった。

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