HOMELANDシーズン7 第2話「反逆」レビュー(ネタバレ)病気の影響なのか過激さに拍車がかかるキャリーが止まらない!
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不自然なマクレンドンの死。世論から疑いの目を向けられたキーンはこれまで以上に不利な立場に立たされた。
国中から避難の声を受けて、キーンはやむを得ず拘束をしていた200人を釈放し、ソールを国家安全保障担当補佐官に迎えることを決める。
結局またお偉いさんのポストに収まるソール
当初この提案を渋っていたソールだが、この国を前進させるためのパートナーになってほしいというウェリントンの言葉を受け入れる。
就任したソールに与えられた最初の仕事はオキーフの逮捕だった。
マクレンドンの一件でさらに大統領批判を強めるオキーフはもはや大統領にとって小物扱いすることが出来なくなっていたのだ。
以前にオキーフが動画を配信したマットレス屋さん。この場所が突き止められソールが現場へ向かう。
FBIの現場責任者のハゲ頭のおっさん・・・なんか見たことあるなと思ったら、バンシーに出てた俳優さん。
バンシーでも似たような役で似たような頑固な男だった。
この手の役柄に実に似合う顔だ。笑
小物感が凄い男オキーフの出番は一体いつまで続くのか?
このオキーフというキャラクターはどうも大物感が無い。
前シーズンでも口先だけで大統領を批判し全く良い印象がないが、これまでのところ今シーズンでもオキーフは重みがなく口先だけで無知な人々を扇動するそれはひどい人物だ。
ただし口だけはうまいので人を扇動することには長けている。
逃亡生活を続けながら動画配信で大統領を批判し続けるオキーフは、大統領に対してやたら好戦的な田舎の男たちから英雄のようにもてはやされているが、裏では彼らをイカれていると見下す。
そのイカれた男たちから勧められて練習場で銃を撃つが、実はまともに扱い方を知らず、撃った反動で銃が顔にあたりすっ転んで怪我をするあたりも格好悪すぎ・・・。
このような人物がシーズン中ずっと敵側の大物役であり続けることは考えづらいので、早い段階でオキーフの出番は終了するのではないかと思う。
厚顔さではキャリーの右に出るものはいない
ウェリントンの自宅を監視カメラで見張っていたキャリーは、見覚えの無い女性がひとりでウェリントン宅を訪れているのを発見する。
キャリーは何かの手がかりになることを期待し、この女性の写真をFBIのダンテに送り協力を頼むが、前回人間関係が決裂してしまったためあっさり拒絶されてしまう。
前回あれだけ怒らせてしまったばかりなのに何事も無かったかのように一方的に写真を送りつけるこの厚顔さはさすがキャリー。
前回目的も話さずに待ち合わせ場所まで連れてきて揉めたわけで、せめて今回は話をしてから写真を送ってあげてほしかった・・・。キャリーに付きまとわれるダンテも気の毒だ。
電話をかけるまえにいきなり写真を送るのはちょっと・・・。
手詰まりのキャリーがとった驚くべき行動・・・
協力者がおらず手詰まりとなったキャリーはウェリントン宅で見つけた女性の写真をネット上の掲示板にアップし、不特定多数の人々に対して、この写真の女性を知っている人がいないか尋ねる。
ウェリントン宅で撮影した盗撮画像をこのようなところにアップするとは・・・。
アップしたのはキーンやウェリントンを批判する掲示板のため関係者が見ている可能性も高く、写真の背景でウェリントン宅だということがバレるのでは・・・?
さらに、掲示板上で写真について知っていると名乗り出てきた人物の罠にかかり、まんまとパソコンを乗っ取られてしまう。
元CIAのキャリーがこのような手口に引っかかるとは、らしくないとしか言いようがない。
15年間飲んでいる薬が効かなくなっている影響?
本話の前半では、双極性障害という病気かかえるキャリーが医者のカウンセリングを受けているシーンが描かれているが、キャリーが15年間飲んでいるリチウムという薬は、長年服用すると効かなくなる人がいることを告げられている。
このようなシーンをわざわざ本話の前半に入れるというのは、やはり現在のキャリーは薬が作用しなくなっており病気のせいで行動に影響が出ているということなのかもしれない。
つまり軽率で不用心な行動もこの病気の影響なのだろうか?
色仕掛けで犯人をおびき出しボッコボコに!!
乗っ取られたパソコンが喋り出してマックスに部屋から出て行けと言った時は、ただの詐欺ではなく敵の陰謀か何かかと思ったが、どうやらそうでもないらしい。
結局冷静になったキャリーは色仕掛けで犯人をおびき出し、相手をボコボコにしてパソコンのロックを解除させることに成功。
ん?この犯人、もしかするとウォーキング・デッドに出てた俳優さんかな?
アレクサンドリアに住んでいたゲイのカップル役だった人。ウォーキング・デッドではまあまあの役だったのに、今回はずいぶん酷い役・・・。
犯人を脅すキャリーの様子が普通ではない
今回はたまたま犯人がひとりだったから良かったようなものの、キャリー自身はそれほど戦闘能力が高いわけではないので、犯人が複数だったらヤバかったかもしれない。
これもまた慎重さを欠いた行動だったと言わざるを得ない。
容赦無く犯人をボコボコにしたキャリーは気持ちいいくらい過激に犯人を脅し、興奮のあまり目つきがヤバくなりつつその場を後にする。
その様子はさすがに普通とは言い難い。
やはりこの極端なほどの過激さは病気の影響なのかもしれない。
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