FARGOシーズン3 第8話「悪を制するのは誰?」あらすじ(ネタバレ)

FARGOシーズン3

出典:海外ドラマNAVI

レンチが助けてくれる

横転したバスの中で、ニッキーとレンチは手錠で繋がれていた。(レンチはFARGO1にも出て来た耳の聞こえない殺し屋)
バスに押し入ったゴーレム(警察署でもニッキーを狙ったヴァーガの手下)がナイフで襲って来る。
そこになぜかレンチが割って入り助けてくれた。
そしてバスの後ろの扉から逃げ出したニッキーとレンチは森の中へ逃げる。

一日中逃げ続けた二人

ユーリとゴーレムが追跡してくる。
暗闇の森の中を逃げるニッキーとレンチは手錠で繋がれたまま。足取りが遅くて追跡してくる敵を引き離すことができない。
夜が明けて朝になってもふたりは雪の中の森や原野のような場所を逃げ続け、また夜が森を覆っても逃げ続けた。
しかしユーリたちもしぶとい。

切り株の場所での決闘

たまたま見つけた木の切り株に斧が刺さっていた。
ふたりは繋がれた手錠の鎖を斧で切ろうとする。
しかしその音を聞きつけたユーリたちがすぐそこに迫っていて、暗い森の中からボーガンで攻撃してきた。

その攻撃で負傷したニッキーたちだったが、しぶとく応戦してゴーレムを殺し、ユーリにも斧を投げつけて重症を負わせる。
ふたりは血に染まった雪の中をさらに進み、やがて森から抜けることができた。

不思議なボーリング場

そこには人気のないボーリング場があった。
現実なのか幻なのか?
血まみれで中に入っても店員が騒ぐこともない。

ポールとの出会い

カウンターに座ったニッキーがウイスキーを頼む。
彼女の隣に座っている初老の男。彼はグロリアがひとりで捜査のためにハリウッドへ行った時、飛行機の中やハリウッドのバーで偶然出会った男(ポール)ではないか!
つまり、このボーリング場での出来事は夢か幻か?現実に起きていることとは考えにくい。

レイという名の子猫ちゃん

ポールはニッキーに話しかけ、意味ありげな話を始め、見せたいものがあると言ってとりだしたのはなんとも可愛らしい子猫ちゃん。
そしてその子猫ちゃんの名前はレイなのだと言う。
血まみれの手でレイを抱っこするニッキーに、ポールは日本語でいうところの輪廻転生に似たような話をする。

ポールがくれた車で出発

ポールは「時が来たら邪悪なものにメッセージを伝えてくれ」と言い、ニッキーたちに車をくれる。
そして彼女たちはその車でボーリング場を後にした。
よく分からないのは、なぜレンチがニッキーを助けてくれるのかということだが、これもポールの大いなる導きなのかも?

ユーリが見たものは前世の記憶?

ニッキーたちがボーリング場から出た後、重症を追っているユーリがボーリング場に入ってくる。カウンターでウォッカを頼むと、彼の隣にもポールが座っていた。
ポールは彼にメッセージが預かっているという。
そしてユーリが見たもの。おそらくこれは輪廻転生に関係する、前世の記憶のようなものではないかと思われる。

かわいそうなサイ

エミットの家を訪ねて来たサイ。
チャイムを鳴らすとヴァーガがおり、エミットは薬を飲んで寝ているからと言って会わせてくれず、訳の分からない話を聞かされながら苦いお茶を飲まされる。

サイは追い返されて会社へ行くが、突然具合が悪くなって倒れてしまった。
そして意識不明となり病院に運ばれる。
これは明らかにヴァーガが飲ませたお茶に毒物が入っていたということだろう。

限界のエミットがとった行動

エミットはグロリアとロペスにしつこく付きまとわれていた。
そのプレッシャーにも耐えられず、弟を殺してしまったという罪の意識からも逃げられず、彼の精神は限界に達しつつあった。

精神的に耐えられなくなったエミット

駐車場にレイの愛車がボロボロの状態で停めてあったり、オフィスが切手もポスターだらけになっていたりする。これはレイとのいざこざの原因になった切手なのでとても狼狽するエミット。
これは誰の仕業なのだろう?態度を見るとヴァーガでも無さそうだし、グロリアがそんなことをするとも思えない。幻覚というわけでもなさそうだ。

もともと善人で図太くないエミットはすっかり疲れてしまっているようだ。
ヴァーガに電話して、レイが生きていて自分を監視しているとか、レイとニッキーの罠だとか言い出す。

ヴァーガの隙をついて警察へ

その後ヴァーガの前でさんざんうろたえたエミットは鎮静剤を飲まされて眠った。
・・・と見せかけて、実は寝てなかった!!
彼は薬を飲むふりをして実は手に持ったままだったのだ。
ヴァーガたちの隙をついて警察署に行くエミットは、グロリアに自首すると告げるのだった。

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