HOMELAND(ホームランド)シーズン8が面白すぎる件

HOMELANDのクレア・デインズ

(C) 2014 Showtime Networks, Inc., a CBS Company. All rights reserved.

HOMELANDはアメリカの大人気ドラマ。海外ドラマジャンルでは名作として非常に高い評価を得ている。
海外ドラマブームのはしりとして有名な24(TWENTY FOUR)の製作陣が手がけているということでもそのクオリティの高さは折り紙つきだ。
長らく楽しみにしてきたこの超クオリティの高いドラマのシーズン8(最終シーズン)がとうとう2020年3月24日(火)から配信開始された。

この記事では、海外ドラマ好きのみなさんに最も推薦したいドラマのひとつ「HOMELAND」について、過去シーズンのあらすじなどをざっくり復習しつつ、最新シーズン(シーズン8)のあらすじも軽めに書いていこうと思う。

※ネタバレ注意

海外ドラマ「HOMELAND」とは?

このドラマの内容をざっくり言うと、主人公キャリー・マティソン(演:クレア・デインズ)はCIAの人(シーズンによってはCIAを退職してたりもする)で、シーズンごとにいろいろな国を舞台にしてテロの脅威と戦う内容のドラマだ。
シーズン1からシーズン3では戦争ドラマで有名なバンド・オブ・ブラザースで主演だったダミアン・ルイスが超重要な役柄で登場しており、この人の深みがあって不気味な演技も見どころのひとつ。

また、シーズン3以降はルパート・フレンドも重要な役で出演している。
24(TWENTY FOUR)はどちらかというとアクションを主体としたスピード感重視のドラマだったが、HOMELANDはアクション要素よりもサスペンス要素をメインとした、重厚で落ち着きのある海外ドラマだと言えるだろう。

HOMELANDシーズン8で製作終了予定

現在HOMELANDはシーズン7までが放送を完了しており、次のシーズン8をファイナルシーズンとして放送終了と言われている。
打ち切りなどと書いてあるサイトもあるが、打ち切りというと視聴率が悪い等の理由で途中でやめるイメージがあるが、HOMELANDは途中でやめるわけではなく、あくまでシーズン8がファイナルシーズンとして作られるというイメージ。

満を持しての最新シーズン

過去シーズンが放送された時期から計算すると、当初はシーズン8の放送開始は2019年の春から夏頃???と予想されていた。
しかし、2019年8月に入ってから、複数の国での撮影などによって製作に時間がかかっているため、HOMELANDシーズン8のアメリカでの放送は2020年2月になるということが発表され、日本では2020年3月24日(火)から、FOXチャンネルで放送開始ということが発表された。
つまり前のシーズンが終わってからの期間がこれまでよりも長く、HOMELAND好きの人にとっては待ちに待った、満を持しての放送スタートなのである!

HOMELANDシーズン8の内容は?

ヒュー・ダンシー

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HOMELANDシーズン7のラストではキャリーが精神的に大変なことになってしまった。
個人的な予想では、シーズン8のキャリーはクインのように後遺症に苦しむ感じになっちゃうのかなと思っていたのだが、実際にシーズン8が始まって見てみると、そういうストーリー展開ではなく、主な舞台は中東でバリバリにスピード感ある展開となっている。
ここ数シーズンはアメリカが舞台で政治色が強いストーリーだったので、再びシーズン4の頃のような内容になってくれて個人的には超大興奮の面白さ!

また、キャリーを演じているクレア・デインズの実生活での夫であるヒュー・ダンシー(上の写真の人)が複数回にわたって出演している。(ただし、キャリーと一緒に登場しているシーンは無かった。)
ヒュー・ダンシーは海外ドラマ「ハンニバル」や「THE PATH」にメインキャストとして出演している俳優さん。
海外ドラマ好きの人は見覚えがある顔だと思う。

過去シーズンのおさらい

HOMELANDのキャリーとクイン

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長期に渡り続いているドラマなので、過去シーズンについてちょっと記憶を整理してみよう。
最初の頃のシーズンは観たのが何年も前なのであまり覚えていない部分が多いのであしからず。

シーズン1と2はブロディがとにかく不気味。たまに眠い

アメリカ兵として中東に行き、8年前に死亡したと思われていたニック・ブロディ。
彼が敵の拠点で発見されて救出され、アメリカに戻ってくることからこの物語は始まる。
世間から英雄としてもてはやされるブロディや、長い間ブロディが死んだと思って生活してきたブロディの家族などを中心とした人間模様が描かれているが、何より印象的なのはブロディの不気味な演技力。
爽やかで紳士的なようでいて何を考えているのか分からない絶妙な演技は特筆すべきものがあるだろう。

正直言うと個人的にはシーズン1と2ではそれほどこのドラマにはハマっていなかった。
伝説の海外ドラマ24(TWENTY FOUR)の製作陣が作ったサスペンスということにひかれて見ていただけのところがあった。
基本的に大人向けの渋くて静かなシーンが多いドラマなので、たまに見ながら居眠りしていることさえあった。笑
しかし、シーズン2の最後では唐突に超ド派手な方向へと急展開する!

シーズン3でブロディは海外逃亡

シーズン3の前半は正直あまり覚えていないのだが(笑)、ブロディがずっと海外にいて身動きのとれない状態だったのは覚えている。
中東が舞台のシーンが多くなり危機感や緊迫感があって面白いシーズンではあった。
後半ではド派手にドンパチやって車が吹っ飛ぶようなシーンもある。
シーズン2の衝撃的な展開からこのドラマはどんどん加速していくと思っていいだろう。
このシーズンでも最後はかなりショッキングな終わり方になる。

シーズン4はHOMELAND史上最高シーズン!

舞台はパキスタン。キャリーは支局長として責任ある立場で現地に赴任している。
今思い出しても手に汗握るようなシーンが盛りだくさんのHOMELAND史上最高の素晴らしいシーズン。海外ドラマ好きなら絶対おすすめ。

敵が味方の本拠地に乗り込んでくる時の演出や音楽の格好良さとか、味方が敵地で逃げ回るのを衛星で見ながら誘導するときのハラハラ感とか、もう凄いとしか言いようがない。

シーズン5はちょっとありきたりでガッカリ

シーズン5の舞台はドイツ。
シーズン4が素晴らしすぎたからその期待を胸に観ているとちょっとがっかりするかもしれない。
これまでの渋いホームランドとは打って変わってなんだかありきたりなスパイもののような話の展開
つまらないというほどではないのだが、最高傑作クオリティのホームランドだと思って見てしまうとイマイチである。

シーズン6ではクインの格好良さに惚れる

舞台はアメリカのニューヨーク。強そうな女性大統領が登場してストーリーに深く関わってくるあたりがなんだか24(TWENTY FOUR)を思い出させる。
シーズン5に比べるとHOMELAND特有の渋さを取り戻しており、高評価のシーズンと言って良いだろう。
クインはシーズン5以来とても気の毒な状態が続いているのだが、その状態であってもなお持ち前の鋭さで大活躍し、そして最後には男も惚れるほどの見せ場が待っている。

シーズン7のあらすじは、当サイトで以前に書いたホームランドのシーズン7のあらすじ(ネタバレ)があるのでよろしければご覧ください。

HOMELAND8のあらすじをざっくりと

現在絶賛放送中のホームランドシーズン8だが、実際に見てる感じだとこれまでで一番スピード感や緊迫感があるストーリーだと思う。
個人的に一番面白かったシーズン4よりもさらにスピード感があり、「マジか〜!!」みたいな驚き、「えーーー!どうなっちゃうの!?」みたいなドキドキ感、この感じはむしろ伝説の海外ドラマ「24」(TWENTY FOUR)に近くなってるように思う。

HOMELAND8 第1話 ポリグラフあらすじ

シーズン7の最後でロシアから帰ってきたキャリーは精神的な治療のための施設に入っている。
ロシアで拘束されていた時の記憶がぼんやりしていてほとんど思い出せないが、ポリグラフ(うそ発見器)の結果、機密情報を漏らしたのではないかと疑いを受けている。
ソールはアフガニスタンでタリバンと和平交渉を進めているが、現地で人脈のあるキャリーの力が必要だと判断。キャリーは喜んでアフガニスタンでの任務を引き受ける。

アフガニスタンで仕事を開始したキャリーは、彼女だけが知っている現地の情報屋のところへ行く。しかし情報屋は敵に殺されていた。
その男が情報屋だということはキャリー以外の誰も知らないはずだったのに何故???
ロシアで拘束されていた時に言っちゃったとか?

思えば、このドラマのシーズン1は、捕虜として拘束され戻ってきたブロディが実は敵国に寝返ってスパイになってるんじゃないか?という話からスタートする。
そして最終シーズンは主人公のキャリーが実は寝返ってるんじゃないか?みたいな流れ・・・本当によく出来たドラマだ!

HOMELAND8 第2話 勝者なき戦いあらすじ

和平交渉を台無しにするようなことを言い出したアフガニスタンの副大統領グロムは、キャリーが説得に行ってもなかなか方針を変えてはくれなかったが、キャリーはその後グロムの弱みを見つけて交渉を成功させる。

ソールはタリバンを率いるハッカニと直接交渉するためにパキスタンに行く。
待ち合わせ場所に到着したハッカニの車列が何者かによる激しい攻撃を受け、ハッカニをハメようとしたと疑いをかけられたソールは拘束される。

HOMELAND8 第3話 偽りの友あらすじ

ハッカニに捕まったソールは尋問を受けるが、よく考えるとソールがハッカニを暗殺するのは筋が通ってないということで結構あっさりソールの疑いは晴れる。
そしてハッカニの息子ジャラールがパキスタンの情報機関と共にやったことだと分かる。
ハッカニはジャラールを処刑できずに追放するが、その後、自分の(処刑しなかったという)判断は間違いだったのではないかと口にする。

キャリーにロシアの諜報員グロモフがキャリーに接触してくる。
ロシア時代の記憶が定かではないキャリーはグロモフの言っていることがよく分からないが、どうやらキャリーの閉ざされた記憶の中で二人は親密な関係だった過去があるようだ。
グロモフにかなり個人的なことまで話していたことが判明するが、彼女はCIAに報告せずに隠すことにする。

HOMELAND8 第4話 前進あらすじ

アメリカのワーナー大統領がタリバンとの休戦を宣言する式典のためにアフガニスタンにやってくる。ワーナーは空軍基地で出迎えたキャリーにロシアでの働きのことなどに対する感謝を直接伝える。
そして彼は式典に先駆けてまずは前線にいる兵士を労うため、アフガニスタンの大統領とともに前哨基地へ向かい、その様子は全米に生中継された。

ここでまさかの事件が・・・!
アメリカとアフガニスタンの大統領を乗せたヘリコプターが、前哨基地からの帰途で消息を絶った・・・。

捜索に向かったアメリカ軍のヘリは山中に墜落しているヘリの残骸を発見するが、そのヘリもまた、森の中のタリバンらしき人影が放ったロケット砲によって撃墜されてしまうのだった。

HOMELAND8 第5話 後退あらすじ

兵士たちがヘリの墜落現場に到着してヘリの中を確認するが生存者はいなかった。
そこにタリバンからの攻撃が始まり戦いはだんだん劣勢に。
しかしそのまま撤退すれば大統領の遺体をタリバンに奪われ、映像をネットで拡散されてしまう恐れが・・・
どうしてもそれだけは避けなければならないので、戦闘機で爆撃して現場をタリバンもろとも焼き払ってしまう作戦に出る。

だがこの作戦は、ヘリが墜落した時に一体何が起こっていたのか、本当にタリバンからの砲撃でヘリは墜落したのか、それを知るための手がかりまでも吹っ飛ばしてしまうことを意味している。
そこで、キャリーがマックスに直接電話し、ヘリのフライトレコーダーの回収を指示。
戦闘機がミサイルを放つギリギリのタイミングでなんとかマックスはフライトレコーダーをゲット!

しかしこれで撤退が遅れているうちに多くの兵士が敵の銃弾に倒れ、現場を無事脱出できたのはマックスともう一人の兵士だけだった。
二人は銃撃戦の現場から少し離れた場所に移動してから、フライトレコーダーが回収できたことを電話でキャリーに報告する。
この時・・・再び敵からの銃撃!!!一緒にいた兵士がやられてしまった・・・
もう戦うことも逃げることもできないマックスは、両手を挙げて「自分は丸腰だ」と敵に降参の意を示すが・・・・・・

HOMELAND8 第6話 2分間あらすじ

前回で絶体絶命だったマックスはその場では殺されずに拘束されて連行されることとなる。彼はフライトレコーダーの入ったバッグも大事も持っていくが、その場に置いといたら後からアメリカ兵が発見できたような気も・・・?

キャリーは自分のせいでマックスの生死が分からない状況に焦りまくるが、CIAは非常事態のためなかなかマックスの捜索に本腰を入れてくれない。
業を煮やしたキャリーは仕方なくグロモフに協力を頼み、グロモフの言う通り2分間だけCIA支局の通信を止める。
グロモフのこの要求には何か裏があるように思えてならないが、とりあえずこれによってグロモフはマックスの情報を掴んでくれたらしい。

キャリーがグロモフと繋がってることがマイクに知られ、大統領のヘリ撃墜事件はキャリーの裏切りによるものなのじゃないかという疑いが浮上。
マイクがFBIに報告しようとするが、ソールがこれをやめさせて、その代わりキャリーを現場から離しドイツで療養生活をするように命令する。

キャリーは仕方なくこれを了承。しかし空港から飛行機に乗ると見せかけて、出国の手続きも済ませてひとりになった後、搭乗する通路の脇道へ抜けて飛行機には乗り込まず、迎えに来ていたグロモフと合流して立ち去る。

HOMELAND8 第7話 捜索あらすじ

ハッカニは拘束されたタリバンたちを解放させるために投降する。彼はアメリカに投降すればグロムも立場上ちゃんとした裁判をしないわけにはいかないだろうと踏んでいたが、結局グロムは裁判官を自分の思いのままになる人物に交代させて速攻でハッカニの死刑を決定してしまった。

キャリーはグロモフの協力のおかげでマックスの居場所を突き止め、一度は彼と対面し、フライトレコーダーは彼を拘束したタリバンが何かも分からずに売り払って今はコハトという町にあることを聞く。しかしタリバンはマックスを引き渡してはくれずに、すぐに彼は他の場所へ移されてしまった。

その後キャリーとグロモフはマックスが拘束されている砂漠の中の小屋を突き止め、電話でCIAにマックス奪還を依頼するが、なかなか積極的な協力を得ることが出来ない。
そして小屋のところまで様子を見に行ったキャリーが目にしたものは、ハッカニの息子ジャラールによって今にも処刑されそうになっているマックスの姿だった。

HOMELAND8 第8話 挽歌あらすじ

ハッカニの死刑が行われそうになるが、マックスの救出作戦の間だけ待ってくれることになり、しかしその救出作戦の成功確率が低いことからヘイズがビビりだし・・・せっかく待ってもらえることなったのにその話は無くなって結局ハッカニの死刑が行われる。

ジャラールはマックスを使って交渉する意味が無くなったので慌ただしくアジトの小屋から移動を始め、その際にあっさりマックスを撃って殺してしまった!
このドラマを長きにわたり支えてきた功労者マックスの最後がこんなにあっけないものだとは・・・・・・・・・・・・

キャリーは電話でソールに報告して搬送のためのヘリを要請。
ソール自らが特殊部隊と一緒に迎えに来るが、特殊部隊はソールの命令を無視してキャリーを拘束しようとする。
激怒したキャリーはヘリに乗ることを拒み、離れたところで見守っていたグロモフたちと合流。彼にフライトレコーダーを探していることを打ち明ける。

HOMELAND8 第9話 フライトレコーダーあらすじ

キャリーはグロモフと一緒にフライトレコーダーを探す。マックスが残してくれた情報を元にコハトという街へ行き、町中の質屋?のような店を片っ端から回って聞き込みをする。
そしてついにフライトレコーダーの在り処を突き止めたキャリーだったが、彼女たちを追跡してきたCIAの部隊がうろうろしていたので一旦ホテルへ戻る。フライトレコーダーを見つけたことはグロモフに隠す。

キャリーは電話でジェナからCIAの部隊の隠れ家を聞き出し、そこに地元の警察を踏み込ませて身動きができない状態にさせる。そしてその隙にグロモフたちにも見つからないようにホテルを抜け出して質屋へ行き、ソールから送金された資金でフライトレコーダーを買い取る。
しかしさすがのグロモフはそんなことは想定内。キャリーを追跡してきていてその場を抑えられてしまった。

とりあえずキャリーとグロモフは一緒にその場でフライトレコーダーに録音されていた音声を聞いてみるが・・・・・・・・・・・
なんと!!ヘリが墜落した原因は・・・まさかの・・・機体の不調による事故だったのである!!!!!!!!!!!

キャリーはなんとかグロモフを説得してフライトレコーダーを一緒に運んでその後も協力関係を維持することを提案したが、結局グロモフは隙をついてキャリーを薬で眠らせ、フライトレコーダーを奪い去ってしまった。

HOMELAND8 第10話 選ばれた男あらすじ

キャリーはソールに電話でフライトレコーダーをグロモフに奪われたことを報告。
今度はソールからロシアに返すように交渉するが「知らない」と見え見えの嘘をつかれて、何が目的なのかも分からず途方に暮れる。

キャリーが現地でグロモフのことを探していると突然相手の方から接触してくる。
どうやらロシアにいるソールの協力者を教えてくれたらフライトレコーダーを返すらしい。
ソールが協力者を売るようなことは絶対にあり得ないので不可能だと言うが、それ以外に交渉の余地がなく、どうにかしてキャリーが探るしかないということに。

とりあえずキャリーはソールに接触するためにアメリカに帰国することにしたようだ。
彼女は自分でCIAに行って拘束され、FBIの尋問で弁護士が必要なように仕向け、自ら強制的に帰国させられるように仕組んでアフガニスタンを後にした。

HOMELAND8 第11話 英語教師あらすじ

アメリカに帰ってきたキャリー。FBIの取り調べを受けるが、ソールが雇った弁護士が迎えにきてとりあえずソールの家に滞在することになる。
キャリーはロシアにいるソールの協力者が誰なのかを探るために、前話の最後で起きたテロの現場に居合わせて負傷し帰国してきたジェナに協力を依頼する。

ジェナはキャリーにかなりの不信感を抱いているので最初は全く相手にされないが、結局キャリーが言っているフライトレコーダーの話が本当だと分かったため協力してくれる。
ジェナからの情報によって手がかりを掴んだキャリーは少しずつロシアの協力者の存在に近づくが具体的に誰なのかは分からない。
そしてそこまでの情報だけをグロモフに報告するが、その程度の情報では交渉に応じてもらえず、どうしても分からないのなら最終手段としてソールを消せと言われる。

一方ソールは国連の会議に出席しており、そこにはロシアの代表団も出席していた。
そしてその代表団の通訳をしている女性こそが彼の協力者だったのである。
ソールは彼女からの情報により、既にロシア側からの要求はグロモフによって伝えられているということを知る。
グロモフと接触しているのはキャリーしかいないはず。つまりキャリーがソールに隠れて動いていることがバレたかも?

HOMELAND8 第12話 捕虜あらすじ

ソールに問い詰められたキャリーは、ロシアにいるソールの協力者と引き換えに、フライトレコーダーを手に入れる取引をしたことを打ち明ける。
しかし戦争を防ぐためだとしてもソールは協力者を売る気はない様子。そしてとうとうキャリーはグロモフから渡された毒薬をソールに使う。

毒薬によって身動きがとれなくなったソール。
そこにロシアの諜報員がやってきて、協力者の名前を言わないと殺すというところまで来ても、ソールはキャリーに「くたばれ」と言うだけで口を割らない。

そこでキャリーはソールを殺すのをやめて代替案に切り替える。
ソールが彼自身の後継者として考えているのはキャリー以外にはいないはず・・・つまりその時はロシアの協力者との関係もキャリーが引き継ぐように手配されているはず?
そこで彼が一番信頼している彼の妹のところに行き、ソールが死んだと嘘をつき、彼からキャリー宛に何か預かっていないかと聞くとマジで預かってた!

こうしてとうとうキャリーはロシアの協力者を突き止め、それをグロモフに報告し、約束通りフライトレコーダーの内容が世界に発表され、戦争が起きるのを防ぐことに成功したのだった。
しかしこれによってソールからも裏切り者として見放されたキャリー・・・
彼女のとった行動とは・・・?

ホームランド好きにおすすめの海外ドラマ

ところで、HOMELANDが好きな人におすすめの海外ドラマを発見したのでここでついでにご紹介。
それは「SIX アメリカ海軍特殊部隊」という海外ドラマで、そのタイトルの通りネイビーシールズというアメリカ軍のエリート部隊が主役のドラマで、シーズン1はわりとシンプル(というか単純?)なストーリーのアクションものだったのだが、シーズン2ではHOMELANDのキャリーを彷彿とさせる女CIAが登場。

シーズン2はストーリーにかなり深みが増し、スパイものの駆け引きや緊迫感が実にHOMELANDっぽい。
また、ほぼ毎回ネイビーシールズが外国で敵と戦うアクションがあり、これも迫力あって面白い。
HOMELANDは政治ものの眠くなるような回もあるので、むしろ「SIX アメリカ海軍特殊部隊」のほうが好きな人も多いかも?
一応お伝えしておきますが、シーズン1はHOMELANDっぽくないです。シーズン2が面白いので、シーズン1でやめないでシーズン2まで見ることをおすすめします。

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