HOMELANDシーズン7 第11話「奪還」あらすじレビュー(ネタバレ)緊迫のシモーヌ奪還作戦

おすすめ海外ドラマHOMELANDシーズン7 第11話あらすじ

シモーヌ奪還へ向かったソールとキャリーたちはロシアに到着する。
表向きは外交ということで公式にロシアを訪れた彼らは交渉の場にエフゲニーをおびき寄せ、その隙に別荘に滞在しているシモーヌを奪還する作戦だ。

エフゲニーを呼び出すことに成功し、キャリーチームの酔っ払いイケメンを含む工作員たちはシモーヌがいる別荘へ。HOMELANDというドラマはスパイ工作員ドラマの割にはアクションシーンを見る機会が少ないが、今回は凄腕工作員たちがドンパチやる緊迫感あるアクションを見ることができる。

思えばクインも初期の頃はこんな感じで工作員仲間のひとりとして登場してきたような気がする。酔っ払いイケメンたちはシモーヌ奪還に成功し、無事帰国することができるのか・・・敵も手強いこの国ではかなり難易度が高い作戦。
成功させれば酔っ払いイケメンがクインの後釜に収まる可能性も大だ。
やはりこの海外ドラマにはキャリーの相手役になる男が必要かも・・・?

この海外ドラマに欠かせない、あの男の美声が帰って来た・・・

本話では久しぶりにあの男の美声を聞くことができる。
その男の名は・・・ダール・アダール。刑務所に入っていてもこの男の美声は変わらず健在。
ペイリーがソールの動向に関するアドバイスが欲しくて彼に会いに行くのである。

そしてさすがはダール・アダール。ロシアに向かったソールたちの顔ぶれを見ただけですぐに彼らが外交ではなく秘密工作に向かったことを言い当てる。
やはりソールの最大の友であり最強のライバルたるものはこの男しかいないのだ。
個人的には可愛さアピールおじいちゃんのソールよりもワルっぽいダンディーおじいちゃんダール・アダールのほうがカッコよくて好きだ。

そして「ダール・アダール」って名前がカッコイイ。なんとなくフルネームで呼びたくなる名前だ。まるで「ジョン・スノウ」みたい。
名作海外ドラマにはこんな素敵な名前がひとつは存在しているような気がする。

頭角を現わすキャリーのこのドラマにおけるライバル候補

ジャネット・ベインはペイリー議員の秘書の若く美しい女性。
シーズン7では最初の頃からこの女性がちょくちょく登場しているが、本話ではいつまでもただの秘書で満足してるとは思えないような行動を見せる。

ソールの部下のパソコンオタクのところへ行き、オタク君を脅してソールたちがロシアへ行った目的を聞き出す。
さらに、ロシア大使のところへペイリーを連れて行き、ソールたちの目的を密告させようとする。しかしここでペイリーが仲間を売ることをためらっておじけずいたと見るやいなや「もういい」と見限るかのような言葉を言い放ち、自分で大使に密告しに行く。
この野心バリバリの行動力はかなりの個性だ。
根は悪人ではないペイリーおじいちゃんは結局この女性に操られていたのかもしれない。

年齢的にも容貌的にもキャリーのライバルとしてちょうど良さそう。彼女は今後このドラマにおいてどんな役割を担って行くのか楽しみだ。
国のためを思っての行動というよりは自分の出世や野望のために行動するタイプのように見受けられるのでキャリーの仲間になることは考えられないだろう。
このように少しずつ登場人物のキャラを目立たせていくあたりはさすが名作海外ドラマという感じ。

ロシアだって晴れてる日はあるはず!

ロシア

ひとつ疑問なのは、ロシアという国は晴れていることはないのだろうか?ということ。
本話ではロシアが舞台となっているシーンが多く描かれているが、いつもどんよりした曇り空。たまに小雪がチラつくような見るからに寒そうな天気だ。

きっとロシアだってたまには晴れて暖かい日があるはず。というかロシアは国土が広大だし、暑い地方だってあるんじゃないだろうか。
それなのに北のほうの国だからってこういう描きかたをしたらますますみんなのロシアに対するイメージが固定されてしまう。

ドラマの今後、酔っ払いイケメン vs エフゲニーがあるのか?

HOMELANDシーズン7 第11話のラストではキャリー自らが危険を顧みずシモーヌをかっさらって混乱する敵地から逃亡する。
シモーヌを連れ出したキャリーは黒髪のかつらをかぶってシモーヌに変装し、シモーヌとは別々の車で現場を後にするのだが、この時キャリーが乗る車を運転しているのはあの酔っ払いイケメンなのだ。

次のエピソードでは、シモーヌらしき黒髪の女性が乗った車をエフゲニーが追跡してくることだろう。
心配なのは、せっかくの有力キャラ候補・酔っ払いイケメンがキャリーを守るためにここで死んでしまうのではないかということだ。
ダンテ亡き後、もはや有力キャラは酔っ払いイケメンくらいしかいない状態なので、ここはぜひ頑張ってキャリーとともにロシアを脱出してほしいものである。
というわけでさすが定番の人気海外ドラマHOMELAND。非常に第11話は非常に面白くいエピソードだった。


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