フィアー・ザ・ウォーキング・デッド4 第6話「万が一のために」あらすじ(ネタバレ)

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド4

出典:海外ドラマNAVI

ストランドとマディソンが酒を飲みながら語り合っていると、野球場のゲートのところでの騒ぎに気がついた。
ナオミが車で逃げようとしていたと怒って銃を構えている野球場の住民。
出て行きたいならコソコソしなくていいとマディソンが言う。
そりゃそうだ・・・なんでこんな状況の野球場に固執して縛られなくてはならないのか。
出て行こうとする人をいちいち銃で脅していたら、それこそ外にいるハゲタカよりもよっぽど問題がある。

ナオミは自分が以前いた場所に物資があるからそこに行こうとしていたと弁解する。
そこで、マディソンとストランドも同行して三人で物資を取りに行くことになった。

廃墟となったモーテルにて

道中、夜になったので道路脇に見つけたモーテルの廃墟で休むことになる。
モーテルの中には缶詰などの食料が残されていて、その食料を奪い合って殺しあった形跡があった。
三人で語り合って過ごしていると、本当は逃げるつもりだったことをナオミが告白する。
そんな彼女を責める口調で車のキーを取り上げたりするビクター。
・・・一体こいつは何様のつもりなんだろう?
自分のことを棚に上げて他人を責めるという、実にどうしようもない男である。

ナオミの得意技

朝、マディソンたちが目を覚ますと・・・
はい!出ました!二回目。
ナオミが姿を消していた。
こいつは他の人が寝ているうちにいなくなることにしているらしい。

人格者と裏切り者

しかし最近やけにリーダーとしての素質をレベルアップさせているマディソン。
彼女はナオミが逃げたわけではないと考える。
「逃げる気なのであれば真実を話さない」
ストランドはその意見に同意しないが、それは彼自身が裏切りグセの染み付いている人間だからなのではないだろうか。
彼女たちはナオミを追って出発する。

ナオミが住んでいた避難所

マディソンが考えた通り、ナオミはひとりで自分が以前住んでいた「連邦緊急事態管理庁」の避難所のようなところへ。
中を覗くと、大勢のゾンビたちが外に出ることも出来ず中でうろついている。
彼女はわざと音を立てて正面口にゾンビをおびき寄せ、自分は裏口から建物の中に入った。

音を立てないように静かに建物内を調べるナオミ。
自分が住んでいたころの形跡を見つけて辛そうな顔をしている。
目的としていた箱の中から、農作物の育て方が記してあるノートを見つけて、さらに農作物の種が積んである車の鍵を手に入れた。

辛い思い出が彼女を襲う

目的を果たした彼女が建物から立ち去ろうと歩いていると、壁に貼ってある幼い子供が描いた絵が目に入る。
おそらくそれはナオミの子供が描いたものだったのだろう。
それを見たナオミは思わず涙をこらえきれずその場に倒れこんでしまった。
そしてその音を聞きつけた大量のゾンビが彼女に迫ってくる。

ゾンビに追われて建物の中を逃げ惑う彼女。
しかしゾンビを倒すことを躊躇して引き金を引くことが出来ない。
おそらくそれはこのゾンビたちはナオミが見知った顔だったからなのだろう。
彼女はしきりにゾンビたちに謝っているようだ。
彼女が高いところへ登って何とか生き延びていると、そこにマディソンたちがやってきた。

変わり身が早い裏切り男

ナオミは先ほど手に入れたトラックの鍵をマディソンに投げて、そこに積んである物資を野球場に持って行くように言う。自分のことは気にしなくていいからと。
そんな彼女を見たストランドが突然いい人ぶってナオミを助ける気になったようだ。
彼らしくもなく危険な役を買って出て、ロープを使ってナオミを救出することに成功。
命からがら三人はゾンビだらけの避難所を脱出したのだった。

起死回生の逆転ストーリー

外に出ると、ナオミがここで起きたことについて話し始めた。
ナオミと彼女の娘のローズはここに避難していたが、ある時ローズが肺炎を患う。
それが他の人に知られると避難所を追い出される可能性があったため、ナオミはローズを倉庫に隠れさせて抗生物質を探しに出かけた。

しかし、三日後、彼女が戻ってきた時、既に彼女は命を落としていて、さらにゾンビになってしまっていた。
そして避難所の人々が巻き添えになって死んでしまった。
それを償いたくて、彼女はひとりでここに来て物資を調達し、野球場の人々の役に立ちたかったのだと言う。

マディソンが掴んだ勝利

万が一のために避難所の人が蓄えていた大量の農作物の種。
それを手に入れることが出来たマディソンたちは意気揚々と野球場へ帰る。
そしてそのことを知ったハゲタカたち。

ハゲタカとしても既にこの周辺の物資は漁り尽くしてしまっている状況だったため、形勢は逆転する形となった。
もう野球場の前で待っていても仕方がないと考えた彼らはとうとう諦めてそこを撤収していく。
ついにマディソンは目の前の敵に勝利することが出来たのだ。

万が一のため

野球場の住民たちはこの逆転劇を大いに喜び盛り上がっていた。
そんな中、マディソンだけがなぜかまだ気を緩めていない様子。
彼女はひとり見張り台から周辺の動きを警戒している。

そこにアリシアがやってくると、マディソンは娘に秘密の指示を出す。
「物資、衣料品、ライフルをランドローバーに積んで、駐車場の奥に止めておいて」
ハゲタカは戻ってこないと言うアリシアだが、マディソンは「万が一のため」と言うのだった。

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