フィアー・ザ・ウォーキング・デッド4 第5話「ローラ」あらすじ(ネタバレ)

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド4

出典:海外ドラマNAVI

本話はジョン(シーズン4から登場したさみしがり屋のおっさん)にこれまで何があったのかのみで構成されている回想エピソード。ジョンがローラ(ナオミ)と出会って恋するが結局ローラが出て行ってしまう話なのだが、はっきり言ってありがちで何の衝撃もない退屈なエピソードなのであまり期待しないほうがいい。
ちなみにマディソンの野球場の話などは一切出て来ない。

川辺で暮らすおっさん一人

ジョンは川辺の小屋で生活していた。
元々そこに住んでいたようだが、世界がゾンビだらけになった時も、人里からちょっと離れた場所だったから逆に助かったのかもしれない。

たまに川に流されたゾンビが岸に上がって来て小屋に向かってくることがあったが、小屋の前に作った堀のおかげでゾンビは小屋までたどり着くことはなかった。
堀にはまったゾンビを見つけたら、彼は余裕を持って斧でとどめをさして片付けていた。

ボートで流れ着いた生存者

ある日、小さなボートが河岸に流れ着いている。
ボートの上にはゾンビが一体いると思いきや、近づいてみるとそれはまだ生きている人間だった。
その女性は大怪我をしていて、ジョンは慌てて小屋に運び込んで治療を施す。
しかしその女性は気が付いた後もなかなか心を開かず、何があったのかも言わないし名前すら名乗らない。
そんな女性をジョンは「ローラ」と呼ぶことにした。

お人好しに拾われた超ラッキーな女

ローラは見ず知らずの自分を助けてくれたジョンにお礼を言うこともなく無愛想で生意気。
限られた物資を使って世話しているのに、こんな奴は小屋から放り出されても文句を言えないような礼儀知らず。
しかしジョンのお人好しな性格は半端ではない。
ずっとひとりで生活していた人恋しさもあってローラには至れり尽くせりの大サービス。

ありがちなラブストーリーの始まり始まり〜

すぐに出て行くと言っていたローラだが、居心地が良かったからかしばらくジョンと一緒に小屋で暮らす。
釣りを教えてもらったり、夜にはゲームをしたり、こんな終末世界になのにも関わらず、まるで夢のような静かな生活を送る。
そんな日々を送っているうちに、彼女もだんだんジョンに心を開き、ふたりの距離は縮まっていった。

まっすぐな心を持った優しい男

ある時、川を流れてくるゾンビの数が増えたのを見て、上流で何かあったのではないかとボートで調べに行く。
すると上流にかかっている橋が一部壊れてそこからゾンビが川に転落しているのを発見した。
そこでふたりは壊れているところに車をとめてゾンビが転落しないための壁を作る。

ジョンがなかなか銃を使わない

その作業中、ゾンビが迫って来てピンチを迎えるジョン。
しかし彼はなかなか銃を使おうとせずにナイフのみで応戦しようとする。
非常に危ない場面だったため、それを見たローラが銃を使えと激しく叫ぶが、彼は聞く耳を持たない。

おっさんの過去

何とかその場は乗り切ったが、なぜ銃を使わないのかという質問に彼は自分の過去を話し始めた。
彼が警官として働いていた頃、やむを得ず強盗の足を撃った時、その瞬間に強盗がふりむいて狙いは外れ、強盗が出血死してしまったのだという。

人を殺してしまったことに彼は大きなショックを受けていたが、そのことによって世間からヒーロー扱いされたことによって彼はますます心を痛め、銃を使うことが嫌になったらしい。
そんなまっすぐで優しい心を持つジョンにやがてローラも惹かれて行くのだった。

意思を持っているゾンビ?

彼らが橋の上に置いて来た車になぜかゾンビが群がっていた。
ゾンビは川に落ちる入り口を作るために、大勢で車を押してどかしているかのようだ。
何かの音を発しているわけでもなく、中に人が乗っているわけでもないのになぜこのような行動をしているのかは謎・・・。

やがて車と橋の壊れた箇所の間に隙間が出来てしまい、大量のゾンビが川に転落を始めた。
この行動はゾンビが意思を持っていると考えてもいいのではないだろうか???
そしてゾンビたちは揃いも揃ってジョンの小屋の前で川から上がって来て小屋を目指し始めたのだ。

ついに火を吹いたおっさんの必殺技!

夜遅くに寝ていたジョンとローラ。
外が騒がしくなったのに気づいて小屋を出てみると、まさかのゾンビの大群。
しかも、堀に落ちたゾンビがせっかくの穴を埋め立てる形になってしまい、その後から来るゾンビが掘に落ちずに小屋に迫って来ているではないか!

ふたりは斧やナイフで応戦するが、敵の数があまりにも多すぎて危険な状態になる。
やがて敵をさばききれないローラが囲まれ押し倒され、もう終わりかと思ったその時、ついにジョンは封印していた最強の武器を手にしたのだ。

まさかここまで強いとは・・・

彼は二丁の拳銃を両手でそれぞれ操り、とんでもない早打ちでローラに群がっていた大量の敵を一瞬で倒す。
最後に残っていた一体はローラとの距離が近く、普通だったら誤ってローラを撃ってしまいそうな場面だったが、そんな状況でも彼は正確にゾンビだけを一発で仕留めたのだった。

この銃の腕前・・・これはウォーキングデッド史上間違いなくナンバーワンだろう。
本家もフィアーザも含めて、ここまで強いやつはおそらくいなかった。
こいつがその気になったら・・・誰も敵わないのではないかと思う。

完璧すぎる男の誕生

すべてのゾンビを仕留めた後、彼に感謝を伝えるローラ。
「あなたはヒーロー」
確かにこいつはヒーローだ。笑
そんなローラにジョンは片方のかっこいい拳銃を渡して、これで身を守るように言うのだった。

とうとう結ばれた二人

その夜、小屋でくつろいでいると、なんだか様子がおかしいジョン。
どうやらこのおっさんは泣いている。
気づいたローラが問いかけると、彼はローラに愛の告白をして言う。
「出て行かないで欲しい」
とうとうふたりは結ばれたのだった。

予想通り過ぎる展開・・・

翌朝、ジョンが目覚めると小屋にローラがいない。
はい。出ました。笑
あまりにも使い古されたパターン過ぎてもうどうでもいいのだが、ローラはやはりジョンを置いて出ていった。
テーブルの上には「私も愛してる。ごめんなさい」というメッセージを残して・・・・・笑

モーガンにも認められた完璧男

さて、ジョンの回想シーンは終了して現在。
ニックを埋葬した後に装甲車に乗らずその場に残ったふたりだったが、ジョンがモーガンに自分の過去を話していたのである。

昨夜、装甲車が出発する時に、ナオミはハゲタカに殺されたと聞き、アリシアがジョンを復讐に誘った。
しかしジョンは一緒に行かなかった。
怒りに任せてハゲタカに復讐するという選択をしなかったのだ。

最強のタッグがここに誕生

そして、殺し合いをしなくてもやり直せるというモーガンの言葉に同意する彼。
この非の打ち所のない完璧すぎるガンマンをモーガンはかなり気に入った様子。
優しくて繊細でまっすぐで命を大切にする正しい心を持ち、そして人並み外れて強いおっさんふたり。
固い絆で結ばれたコンビがここに誕生したのだった。

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