フィアー・ザ・ウォーキング・デッド4 第1話「何があった?」あらすじレビュー(ネタバレ)

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド4

出典:海外ドラマNAVI

フィアーザウォーキングデッド4の第1話はなんとモーガンが主役のエピソード。
モーガンというのはもちろん本家ウォーキングデッドの方にも出ている棒使いのおっさん。
しかも驚いたことに、リック、キャロル、ジーザスまでちょっとだけ登場する。

大まかな流れとしては、本家ウォーキングデッド8の後くらいの時期に、リックたちのところを離れたモーガンがひとりで孤独な旅を続け、フィアーザの登場人物たちと出会うまでの道程が描かれているのがこの第1話である。

ひきこもりのおっさん

本家ウォーキングデッド8の最後でリックたちは救世主に勝利した。
その戦いでも活躍したモーガンだが、その後再び彼の悪い癖が再発。
つまりウジウジぐずぐず病である。笑

ウジウジ悩み出して自分の殻に閉じこもりたくなったこのおっさんは、アレクサンドリアや王国に住むことはせずにひとりでゴミ山に住みだす。
このゴミ山というのは以前アンたちのグループが拠点としていた場所のこと。

ゴミ山でひとり暗〜く暮らしているおっさんのところに、心優しい仲間たちが訪れる。
ジーザス、キャロル、リックがそれぞれやってきて「一緒に街で暮らそうよ!」みたいなことを言って暗く無口なおっさんを励ます。

ウジウジしてるおっさんが旅立つ

そんなある日、突然思い立ったモーガンは荷物をまとめてゴミ山を後にする。
ウジウジした日々を過ごすうちに何か思い切ったことをやりたくなって世界一周の旅に出る大学生くらいの若者みたいなことをする男だ・・・。

見たところリックたちの誰にも旅立つことは知らせていないようだ。
あれほど生死を共にした仲間に、しかもわざわざやってきて励まそうとしてくれていた人々に何も言わずに姿を消すというのはどうなんだろう・・・?
いい歳して何だか常識外れのことをするおっさんだな・・・。

そう言えば本家ウォーキングデッド9には最初からモーガンは登場していなかったが、モーガンに関する会話も聞いた記憶がない。(たぶん)

寂しがりやのおっさんと出会うおっさん

徒歩で移動し、車を見つけてはガソリンの限り車で移動し、ガソリンが無くなるとまた徒歩で移動し、とにかく前へ前へと進み続けたモーガン。

やがて寂しがりやで話好きのおっさん(ジョン)と出会う。
ジョンはとにかく一人ぼっちが嫌な様子で、モーガンを見つけると食い物や寝床を餌にして強引におしゃべりしたがる。笑
しかしモーガンは他人とあまり関わりたくない様子。
そもそも他人と一緒にいるのが嫌だからリックたちのところを離れたわけなのでそりゃそうだ。

結局ひとりで生きるのが難しい世界

誰とも親しくならずに一人で旅を続けたいモーガンだったが、ならず者に襲われそうになったところを助けられたり助けたりしているうちに、ジョンだけでなくアルシアという女性とも出会い、一緒に行動するようになる。

アルシアはなぜか米軍の特殊部隊が乗っているような装甲車両を所有していて、この装甲車両に取り付けられた複数のライフルからの攻撃は桁違いの威力。
ジョンも拳銃の愛好家か何かのようで、銃の扱いには長けている様子。

ところでこのアルシアだが、往年の名作ドラマ「LOST」にシャノン役で出演していたマギー・グレイスが演じている。
LOSTからかなり年数が経っていることもあると思うが、シャノンとは全く違った印象の演技が新鮮だった。

モーガンが旅立った理由

アルシアはジャーナリストで、行く先々で出会った人の話(どのようにして生きてきたのか等)をビデオカメラにおさめている。
最初は彼女のインタビューに何も答えなかったモーガンだが、次第に仲良くなり少し答えるようになった。

モーガンはアレクサンドリアや王国の人々が良い人だちだったこと、救世主との戦いに勝ったことなどを話す。
「なぜその良い人たちのところを離れたのか?」
その問いにモーガンはこう言うのだった。
「仲間を失い、自分自身のことも失ったからだ」

本家とフィアーザがとうとう出会う

三人でアルシアの装甲車に乗り走っていると、道路の真ん中に誰かが突っ立っているのが見えた。
車を止めて様子を見に行くと、若い女性がうずくまって苦しんでいる。
心配して助けてあげようとしたその時、道路脇に隠れていた彼女の仲間が立ち上がりモーガンたちを包囲した。

平和な世の中ならいざ知らず、このような世界でここまで見え見えの作戦を実行しちゃうのも凄いのだが、それにひっかかるモーガンたちも凄い。笑
そしてこの女性はアリシアで、道路脇にいた仲間はニックやストランドたち。
こうしてモーガンと彼らは出会ったのだった。

それにしても、本家ウォーキングデッドのモーガンと、フィアーザのニックやアリシアが一緒にいるなんて・・・何だか違和感が半端じゃない。笑

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