映画バイオハザード:ザ・ファイナル あらすじと感想(ネタばれ)

映画バイオハザード:ザ・ファイナル

出典:映画.com

バイオハザード:ザ・ファイナルは2016年に発表された映画。前の作品が2012年だったので本作は約4年ぶりの作品。
ザ・ファイナル自体のあらすじは、最初から最後までドタバタと走ったり格闘したりして最後にとうとう世界を救うストーリー。
途中仲間ができるがそれ自体にあまり意味はなくて、結局は主役のアリスがずっと走って格闘しての繰り返し。

最後のほうで新たな真実が明らかになったりしているようだが、以前の作品を覚えてない状態で見てもはっきり言ってまったく衝撃を受けることができず、見終わった印象としては超単純なドタバタアクションムービーという感じだった。

出来れば、全てのシリーズを復習してから観よう

これまでバイオハザードのシリーズは全作品観てきたが、これまでの経緯などを完全に忘れている状態だったので、本作ファイナルを観てもほとんど意味が分からなかった。
しかし、だからと言ってわざわざ全部のシリーズを復習するほどバイオハザードが好きか?と言われると正直どうでもいい。
特に前作とかは全く面白くなくて、バイオハザードもつまらなくなったなーと思った記憶がある。

本作の始まる前に復習コーナーみたいな時間を設けてくれればもう少し本作を楽しめたと思うが、こういうのを一切なしで突然始まるっていうのは、視聴者が前作までのストーリーをちゃんと覚えている、もしくは復習してきているということを前提にしており、製作者がよほど強気なのかな・・・?という気がした。

前作までのストーリーとほとんど関係ない新しいストーリーで新たに作られた映画だったらまだいいのだが、残念ながら本作は完全に前作からの続きになっているので、ちゃんと復習してから観ないと意味不明で半分も楽しむことはできないだろう。

人気タレントローラ出演作品だが・・・

日本の人気タレントのローラが出演してることで日本では話題になった本作だが、これについてもローラファンが期待するほどのものではない。
ローラがカメラに映るのはほんの数カットのみで、セリフもちょっとだけ。
その他大勢の仲間のひとりみたいな役で、さらに出番も速攻で終了するので逆にびっくりした。

こんなチョイ役でもローラが出てるってことで日本で宣伝しやすくなるからなのだろうか?
ローラが好きだからという理由でこの映画を観た人の多くはがっかりしたことだろう。笑

指揮官としての才能がないアリス

本作は主役のアリスがとにかく最初から最後まで(本当にラストシーンまで)ドタバタと駆け抜けるシナリオになっているが、駆け抜けてる途中で出会った人々と仲間になるくだりがある。

ある時、その仲間たちの拠点を防御しつつ敵をみんなで迎え撃とうということになるが、なぜかリーダーでもないのに仕切り始めたアリスが、敵の超単純な作戦にひっかかってあっさり壁が破られ、あっという間に拠点が台無しになる。

あそこまで単純な作戦にひっかかる指揮官は指揮官失格だろう・・・?
アリスを優れた人物として描きたいのであれば、もっと高度な作戦で彼女を騙してほしかった。

名前も知らない仲間たち

見え見えの作戦にひっかかって拠点を台無しにした彼女が、その後ますますリーダー的存在となり、生き残りの仲間とまたドタバタと走り出す。
しかし仲間と言っても出てきたばかりで誰がどういう人なのかもわからず、駆け抜けてる間にどんどん死んでいくので名前も分からないままに仲間は減っていく。

せっかく仲間を作るシナリオにするんだったら、もう少しひとりひとりをクローズアップして感情移入できるようにしてほしかった。
これでは仲間が出てきた意味がないんじゃないかと思う。

バイオハザード・ザ・ファイナル感想まとめ

この映画は、本当にバイオハザードが好きで、これまでの全作品を覚えている、もしくは全作品を復習した人だけが楽しめる映画だ。
たいして好きじゃなくて以前のストーリーを忘れてる状態で中途半端に観ても、この映画の重要な部分は抜け落ち、ドタバタアクションだけの部分を観ることになる。

ちなみにCGの綺麗さとかアクション自体の迫力とかはそれなりにちゃんとしている。しかしそれだけで考えると、観てよかったと思えるほどの映画とは言えないのではないかと思う。

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