映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」あらすじと見どころ(ネタバレ)

ミッション:インポッシブル/フォールアウト

(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」はトム・クルーズ主演のミッション・インポッシブルシリーズの第6作目。
毎回スピード感あふれる構成やダイナミックで手に汗握るようなアクションシーンが大きな話題となる名作映画。
6作目となる「フォールアウト」も、次々と間髪入れずにやってくるアクションシーンをドキドキしながら観ていたら、いつの間にか映画が終わっているような素晴らしい作品。
シリーズ最高傑作と言われているのもうなずけるような面白い映画だ。

あらすじ

イーサン・ハント(演:トム・クルーズ)はIMF(Impossible Mission Force)という秘密組織のエージェント。
Impossible Mission Forceは直訳すると不可能任務部隊。
その名の通り、誰もが不可能だと思うような任務をやってのける部隊なのだ。

今回イーサンのチームはIMFの指令を受けて、盗まれたプルトニウムの回収に向かう。
彼らはマフィアに金を払ってプルトニウムを受け取って任務終了のはずだったが、そこにアポストルという敵対組織が現れ、不意打ちを食らったイーサンたちはプルトニウムを奪われてしまう。

そこでイーサンたちはこの奪われたプルトニウムの場所を突き止め、奪い返すという新たなミッションにとりかかることとなる。
しかしIMFの動きを快く思っていなかったCIAの長官が、そもそもプルトニウムを奪われるという失敗をしたイーサンたちにすべてを任せることができないと言い、CIAのエージェントであるオーガスト・ウォーカー(演:ヘンリー・カヴィル)を監視役として同行させることを強制した。

見どころ:ジョン・ラークと三つ巴の大乱闘!

オーガスト・ウォーカー

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プルトニウムにつながる手がかりとして探していたジョン・ラーク。
イーサンとウォーカーはパリでホワイト・ウィドウが主催しているパーティー会場のトイレで彼を発見する。
気付かれないように後ろから気絶させて、ハイテク機器を使って彼のマスクを作って変装・・・みたいな作戦だったイーサンだが、意外とドジなウォーカーがラークと目があってしまい、勘のいいラークに気付かれてしまう。

そこ調子が狂ってさらに一般人がトイレに入ってきたりして作戦がスムーズに進まず、結局イーサンとウォーカーはトイレでラークと格闘することになってしまうが、こいつがとにかく強いのだ。
イーサンもウォーカーも相当な手練れのはずが、こいつはふたりを相手にしても全く引けを取らず、むしろイーサンを殺す寸前まで行ってしまう。
最終的には殺される寸前にイルサ(演:レベッカ・ファーガソン)に助けられるが、このトイレでの大乱闘シーンは、ひとつひとつの打撃が強烈な感じに撮影されていて見ごたえ抜群だった!

見どころ:超華やかで凶暴な女「ホワイト・ウィドウ」

ホワイト・ウィドウ

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ラークを倒した後、ラークになりすましてプルトニウムの手がかりを知っているホワイト・ウィドウ(演:ヴァネッサ・カービー)に接近するイーサン。
パーティーの主催者として大勢の前で挨拶していたホワイト・ウィドウが着ているのはもちろん白いドレス。
髪もピッカピカの金髪で、こんな華やかな生き物がいるのか!と思うほどのきらびやかさ。

パーティー会場にはホワイト・ウィドウを狙って忍び込んでいた男たちが大勢いて、そこから彼女を護衛して救い出すイーサンたちだが、あまりに敵が多くてさすがのイーサンもひとりでは守りきれない・・・!みたいな時に見せた彼女の凶暴な一面。
お約束で太もものところに忍ばせていたナイフのような武器で敵をザックザックと刺しまくってニヤリ。
その凶暴な姿がまた彼女の派手さを演出していて非常に印象に残るシーンだった!

見どころ:イルサのしなやかな足技!

イルサ

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イルサの戦い方と言えばやっぱりそのしなやかな足技(絞め技)
こういう足技って他の映画でも見たことあるが、ゴツい男ではなくすらっとした綺麗な女優がやっている。
たぶんこういう女性は体重が軽くて打撃の威力がイマイチなので絞め技を多用するのかもしれない。

まずはホワイト・ウィドウ主催パーティで銃撃戦が起きて大混乱の最中。
ウィドウを護衛して会場を脱出しようとするイーサンだが、彼が見てないところから攻撃してくる敵もいる。
そんな敵にイルサが飛びつき、そのまま両足で首を挟んでゴロりんちょ!!
絞め落とされたのか首の骨を折られたのか知らないが敵は一瞬にして動かなくなる・・・スゲー!

映画の終盤でも敵の親玉と古い小屋で格闘するイルサ。
そんな肉弾戦ではやっぱり彼女の足技が炸裂。
この時は仲間と一緒に大ピンチだったが、きっちり親玉を絞め落として仲間を救出。
イルサはとっても頼りになる姉さんなのだ!

見どころ:パリ市内でのド迫力カーチェイス!

ド迫力カーチェイス!

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こういうアクション映画で必ず無ければならないのがカーチェイス
本作でも手に汗握るカーチェイスシーンを存分に楽しめる。
パリに護送されてきたソロモン・レーンを奪って警察から逃げる時、予め計画していたルートを走り、狭い路地にトラックを停めてバイクに乗り換えるイーサンとウォーカー。

しかしイーサンのバイクだけエンジンがかからなくて出遅れる。
そこで彼は警察に捕まるのか・・・超ギリギリの距離感で市内を逃げ回るのだが、基本的に彼は車が大量にいる交差点に差し掛かっても避けもせず止まりもせずスピードを緩めもせず、ただただ突っ込む
しかしそこはさすが持ってる男!
彼はどんな交差点に突っ込んでも他の車にかすりもせず突っ切れるのだ。

このカーチェイスを見ていてむしろスゲーと思ったのはパリ警察。
そんなイーサンの走りに見事に食らいついてくる白バイ多数。
普通の警察がそこまで出来るわけねーだろ!という常識は通用しない。
彼らはイーサンの熱い走りに触発されて実力以上のものを出してしまったのだ。笑

見どころ:こんなの見たことない!ヘリコプター・チェイス

ヘリコプター・チェイス

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たぶん本作で非常に注目されたシーンだと思うヘリ・チェイス
映画の終盤だが、イーサンが敵の乗ったヘリコプターを自分が操縦するヘリコプターで追う。
ヒマラヤ山脈?みたいな山岳地帯を縦横無尽にヘリコプター・チェイスを繰り広げる。
最終的には墜落しそうになってる自分のヘリで敵のヘリに体当たりして一緒に墜落するとか・・・
これぞまさにミッション・インポッシブル(不可能任務)だ。笑

そもそもイーサンはこの時ヘリコプターの運転が初めてだったっぽい設定。
それがこんな操縦できるわけねーだろ!っていうのはもうどうでもいいじゃないか!
とにかくドキドキして画面から一瞬も目を離せなくなるようなシーンなのだから!

全体の感想

本作は個人的に2018年に観た映画の中で文句無しの最高得点!
シリーズ最高傑作とも言われているようだが、確かに他のミッションインポッシブルシリーズよりもさらに面白い映画だった。
映画の中でちょくちょく「どうやってやるんだ?」と質問されて「これから考える」みたいなやりとりがあるが、そのように無茶にもほどがある作戦を次々とやり切っていくイーサンとその仲間たちのアクションは本当に目を離すことができない。

グダグタしたお涙頂戴のシーンも無く、最初から最後までずっとスピード感のある構成。
映画って長いから途中で飽きちゃう・・・なんて思ってる人でも、手に汗握っていたらいつのまにか終わっているような凄い作品に仕上がっていると思う。

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