ゲーム・オブ・スローンズ8【最終章】第5話あらすじ(ネタバレ)

ゲーム・オブ・スローンズ8【最終章】

ゲーム・オブ・スローンズ最終章の第5話あらすじ。
前話でサーセイ(演:レナ・ヘディ)によってミッサンデイを殺されたデナーリス(演:エミリア・クラーク)。ジョラーに続いてミッサンデイという信頼する相談役であり友でもある人物を失い、さらにジョンの出生の秘密のこともあってどんどん精神的に追い詰められていくデナーリス。
本話はついに始まったデナーリス軍とサーセイ軍の全面対決がメインに描かれている話だ。

※この記事では、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のシーズン8(最終章)第5話のあらすじを思いっきりネタバレで書いています。
意図せず読まないようにご注意ください。

ドラゴンストーンにて

デナーリスに見切りをつけたヴァリスは早速ジョン・スノウを王にするべく画策を始める。
彼はドラゴンストーンに到着したジョンに王になるべきだと話すが本人にそのつもりはなく逆に警戒されてしまう。
その様子を遠くから見ていたティリオンは、ヴァリスがデナーリスを裏切っていることを確信。
やむを得ずデナーリスにそのことを報告する。

これはサンサの策略?

しかしヴァリスにこのことを伝えたのはティリオンであり、ティリオンに話したのはサンサ。
サンサはジョンから話を聞いた時、誰にも言わないようにと念を押されたのにも関わらずあっさりティリオンにバラした。
サンサは善意でティリオンに相談したわけではなく、初めからこのような結末となることを期待していたのでは?

信念の男ヴァリスの最後

その夜、ヴァリスは反逆の罪で捕らえられ、ドラゴンの炎によって処刑された。
彼は自分が間違ってるといいと言い残して死ぬ。
しかしこのドラマのシーズン1から一貫して信念をもって行動してきたこの男。
ヴァリスよりもデナーリスを選んだティリオンだが、間違っているのはどっちなんだろう?

罪のない人々を救うために

ジェイミー(演:ニコライ・コスター=ワルドー)はサーセイのもとで戦うために王都へ向かっていたところ、デナーリスの軍に見つかって捕らえられた。
そのことを知ったティリオンは捕らえられている兄のところへ行く。
デナーリスが本気で攻撃したら間違いなく王都は陥落すると考えているティリオン。
罪なき市民たちを巻き添えから救うためには、サーセイに降伏させるしか方法はない。

ジェイミーに賭けるティリオン

必ずサーセイが降伏するよう説得すると誓わせ、ティリオンはジェイミーを逃す。
そしてジェイミーとサーセイは城の地下を抜けて海へ出て、外国へ行って新しい人生を始めるようにと伝える。
ティリオンはかつて自分が処刑されそうだった時に逃してくれた兄へ、同じような形で借りを返すこととなった。

戦いを止めたいのに進めない・・・

とうとうデナーリスが王都を攻撃する日が来た。
アリアとハウンドは、戦いが始まる前にサーセイを暗殺すれば、多くの命が救われると考え、避難する市民に紛れて城内に潜入する。
しかしごった返す人々の中にあるため足取りは遅い。
ティリオンに逃がされたジェイミーもまた同じように市民に紛れて城へ向かっていたが、門が閉ざされたりしてなかなか前へ進むことが出来ない。

スコーピオン vs ドラゴン

王都の海側はユーロンが率いる水軍の艦隊が、陸側は黄金の兵団が配備され、どちらにもドラゴン対策としてスコーピオンが配備されていた。
スコーピオンは城を背にして前へ向けられていたが、単純に前からドラゴンが飛んでくると思い込んでいる時点でもう戦いは決していたのだ。
デナーリスの乗ったドラゴンは、前からではなく上から現れたのである。

圧倒的だったドラゴンの攻撃力

空高くから太陽を背にして急降下してきたドラゴン。
ユーロンの艦隊も急遽スコーピオンの向きを変えて応戦するが、逆光のため正確に発射することが出来ない。
そんなこんなしているうちにドラゴンは艦隊の間を飛び回って豪快に炎を吐きまくり、あっけなく水軍は壊滅してしまった。

内側から城門を破壊

陸側の城門の前で対峙していたアンサリードを始めとするデナーリス軍対黄金の兵団。
海側の敵兵をひと通り片付けたデナーリスのドラゴンは、王都上空を通って城門を内側から攻撃。
こちらのスコーピオンも外側に向けて配備されていたためまったく役に立たず、ドラゴンの炎によって城門は破壊され、黄金の兵団の多くも火だるまとなった。

勝敗はすでに決していたが・・・

城門が破壊されたところでアンサリードたちが一斉に攻撃を開始する。
ドラゴンの炎によってすでにめちゃくちゃになっていたサーセイの軍は統制がとれておらずボロボロ。
スコーピオンもすべて破壊され、もはやドラゴンを止められるものはいなかった。
誰がどう見てもすでに王都の陥落は決まっている状況で、ティリオンは降伏を知らせる鐘が鳴らされるのを今か今かと待っている。
ドラゴンもこの状態で一時攻撃を休止して状況を見守っていた。

やっちまったデナーリス

その時、王都に降伏を知らせる鐘の音が響き渡った。
これはサーセイが命じたものではないので、兵士たちが勝手に鳴らしたものだと思われる。
しかし、鐘の音を聞いたデナーリスは、一時葛藤するような表情を見せたが、なぜか再びドラゴンで攻撃を開始。
敵兵どころか民家や市民たちも見境なく炎で攻撃する。
彼女は自分の中で燃えたぎっていた激しい怒りの炎を鎮めることが出来なかったのだ。

ティリオンの間違い

これを見たグレイ・ワームは、これがデナーリスの命令だと判断したのか、武器を捨てて降伏を示していた敵兵に攻撃。
アンサリードやその他のデナーリス軍もそれに続き、せっかく戦いが終わろうとしていたのに再び地上戦も始まってしまう。
ジョン・スノウがこれを制止しようとするが、敵兵も応戦を再開し、ごっちゃごちゃの現場で彼の指示が周囲の味方に伝わることは無かった。
そして離れたところからこの状況を見ていたティリオンは、ヴァリスが正しかったことを悟ったのだ。

何の役にも立たなかったジェイミー

城門に入れなかったノロマのジェイミーは迂回して海側から城内に入ろうと走っていた。
海岸を急いでいる彼の前に、生き残って泳ぎついていたユーロンが現れる。
ユーロンはなぜかジェイミーに喧嘩を売り、ノロマで単細胞のジェイミーは急いでいるのを忘れたのか挑発に乗ってユーロンと一騎打ち。
一体何のために逃してもらったのか忘れたのかオメーは!

普通に考えたら、片手のジェイミーが、あの凶暴男ユーロンに勝てるわけがない。
しかしジェイミーはかなりの重症を負ってほぼ負けの状況から根性で巻き返し、最後の最後にはユーロンに勝った。
ドーンの女戦士と戦った時はあそこまで圧倒的に強かったユーロンなのに・・・

アリアとハウンド

城内には入れたアリアとハウンドだったが、彼らもまたサーセイ暗殺を間に合わせることは出来なかった。
ドラゴンの炎で城もガンガン破壊されている状況。これはどっちにしてもサーセイは死ぬだろう。
アリアはハウンドに説得されて引き返したが、ハウンド本人は生き延びるよりもやりたいことがあった。
それは兄マウンテンへの復讐だ。

因縁の兄弟対決

城内を進んだハウンドは見事にサーセイやマウンテンと出くわす。
彼の目的はマウンテンただ一人。
サーセイは一人で逃げていき、その場でハウンドとマウンテンの因縁の一騎打ちが始まった。

最後の手段

どちらが勝ってもおかしくない戦いだったが、何しろマウンテンはサイボーグ。
ハウンドの剣が胴体に刺さっても倒れることはない。
つーか、頭に剣が刺さっても倒れもしないって・・・こいつを開発したあの学匠がマジで凄い。

この不死身のサイボーグを倒すにはどうすれば・・・
ハウンドはマウンテンに体当たりをぶちかまして城の塔から落下。
ふたりは塔の下で燃え盛る炎の中に落ちていった。

サーセイとジェイミー

ジェイミーは傷を負いながらもようやく城内をひとりで逃げているサーセイを見つけた。
罪のない人々を救うことは出来なかったが、とりあえず彼は愛するサーセイと逃げようと、ティリオンに教わった通り城の地下の抜け道へ。
しかしたどり着いたその場所は瓦礫に埋まって通り抜け出来なくなっていた。

タフ女の最後

ついに・・・あのナンバーワンのタフ女であるサーセイの最後がやってきたのだ。
もうどこにも逃げ場がなく抱き合うだけのふたり。
地下室のさらなる崩落が彼らを飲み込んだ。

・・・・・・・うーん、こんな風に悲劇ぶって泣きながら死ぬとかいうのはサーセイらしくないのでは??
タフさにかけては現状の海外ドラマ史上ナンバーワンと言われる彼女にお似合いの最後というものがもっと他にあったような気がする。

Pagetop