ゲーム・オブ・スローンズ8【最終章】第3話あらすじ(ネタバレ)決戦の時

ゲーム・オブ・スローンズ8【最終章】

ゲーム・オブ・スローンズ最終章の第3話あらすじ。
シーズン8では1話目と2話目は特に派手さのない静かなエピソードだったが、本話では怒涛の戦闘シーンが繰り広げられる。
最初から最後まで息もつかせぬバトルが描かれているエピソードだ。

※この記事では、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のシーズン8(最終章)第3話のあらすじを思いっきりネタバレで書いています。
意図せず読まないようにご注意ください。

決戦の時がきた

とうとうホワイトウォーカーとの決戦の時がやってきた。
ウィンターフェルの城の前に陣取った兵士たち。
突撃の時を今か今かと待ち構える彼らの間に流れる緊張感が半端ではない。

メリサンドルの炎

先頭にはジョラー・モーモントが率いるドスラクの騎馬隊と大狼のゴーストがいる。
そんな彼らの前に広がる漆黒の闇から馬に乗った紅の女メリサンドルが現れた。
ドスラク兵の剣を上に掲げさせ、彼女が呪文を唱えると全ドスラク兵の剣に炎が灯った。

ドスラクの突撃

ドスラク兵の士気が最高潮に達し、ついに闇の中への突撃が開始される。
後続の兵たちは後ろで見守るが、闇の中に進んでいったドスラクの剣の炎が次々と消えていき、彼らの雄叫びも止み静寂が訪れる。

ゴーストはどうなった?

少しすると、戦意を失ったドスラクの生き残りがパラパラと退却してきた。
ゴーストはどうなったんだろう???
その姿が見えないので心配だ・・・

ホワイトウォーカーが攻めてくる

あの勇猛なドスラク兵がここまであっさりやられるのか?
他の兵たちがあっけにとられているのも束の間、今度は死者の軍団がこちらへ突撃してきた。
闇の中から現れたその軍団のあまりの数と勢い、あっという間に人間の軍は圧倒され混乱状態に陥る。

ドラゴンの炎

この流れはマズイ・・・というところにデナーリス(演:エミリア・クラーク)の乗ったドラゴンが現れ、上空から死者の軍団に炎で攻撃。
これによってなんとか敵の勢いを少しだけ抑えることができた。

猛烈な吹雪

しかし押し返せたわけではなく、戦場は引き続き人間の軍が圧倒的に不利な状態。
そして、ドラゴンの攻撃を妨害するためなのか、北の方角から非常に濃い雲と吹雪がやってきて、見通しがほとんど無くなってしまった。

ジョンの盟友エッドの死

ドラゴンの援護も期待できなくなってしまった地上の軍は、吹雪の中のぐちゃぐちゃな状態でそれぞれが場当たり的にゾンビたちと戦っている。
弱いけど頑張って戦っていたサムだが、ゾンビに押し倒されて死にそう・・・その時エッドがサムの上に乗っていたゾンビを倒して助けてくれた。
しばし放心するサムを、寝てる場合じゃねーぞと立たせてくれたエッドだったが、後ろからのゾンビの一撃がエッドを突き刺した。

火の壁

敵の勢いはとどまるところを知らず、前方の隊が次々と退却を余儀なくされる。
城壁の近くには城を囲むように堀が掘られ、多くの丸太が積まれていた。
本来であればドラゴンがこの丸太に火を付けるはずだったが、吹雪のせいで上空のデナーリスに合図が届かない。

メリサンドル大活躍!

そこに再び現れたのはメリサンドル。
彼女は丸太に手を当てて呪文を唱える。
なかなか火がつかなかったが、メリサンドルまでゾンビにやられそうになったギリギリの瞬間についに火がつき、一気に城壁の周りの堀が火の壁と化した。
これによって火が苦手なゾンビ軍の進軍を食い止めることに成功した。

火の壁にかけられた橋

ゾンビたちは火の壁からこっちには来ないのかな・・・と思って安心しかけた人間たちだったが、その希望はあっさりと却下された。
一度は火の壁の前で停止していた敵だったが、思い立ったように一体、また一体とゾンビが火の壁に歩み寄り、自分の体を火の上に被せて後続のゾンビが通れる道を作る。
圧倒的多数のゾンビがどんどんそれをやってしまうとすぐに火の壁のあちこちに通り抜け可能な橋が出来上がった。

死者の軍が城内に侵入

再び進軍を開始したゾンビは城壁をよじ登り、弓でいくら応戦しても彼らの圧倒的な数の前では焼け石に水。
どんどん城内に侵入しだしたゾンビたちの前に逃げ場もない人間は絶望的な状況。
巨人のゾンビまで城内に入ってきて大暴れ。その強力な攻撃の前で人間たちはなす術がない。

リアナ・モーモントが作った伝説

その時、既に負傷していたリアナ・モーモント(モーモント家を率いる凛々しい少女)がドラゴングラスのナイフを片手に巨人ゾンビに突進した。
しかし巨人ゾンビにあっさり片手で持ち上げられてしまった彼女。
握りつぶされ息絶えるその間際、どこまでも根性のあるこの少女は持っていたドラゴングラスナイフを巨人ゾンビの目に突き刺し、この強敵と相打ちという伝説とも言うべき死をとげた。

アリアを守る最強の勇者たち

圧倒的多数の敵の前に人間たちは絶望的な状況となっていく。
そんな中、アリアが華麗すぎる槍さばきで敵を次々に倒している。
この強さはもしかするとゲムスロ史上ナンバーワンなのでは?
彼女の信じられない強さを目にしたサー・ダヴォスもビックリ呆然。

ベリックが何度も蘇った理由

奮闘していたアリアだが、多すぎる敵に次第に押され始め、追ってきたゾンビたちを巻こうとして城内で逃げ回る。
その時、ピンチのアリアを遠くから見て助けに来たクレゲインとベリック。
彼女を逃がすためにベリックが盾となり命を落とす。

彼が何度も蘇った理由、それはここでアリアを助けるためだったのだ。
そしてアリアがここで死ぬわけには行かなかった理由とは・・・

ドラゴン vs ドラゴン・ゾンビ

上空ではドラゴン vs ドラゴン・ゾンビの空中戦が繰り広げられていた。
ドラゴン・ゾンビには敵の親玉のホワイトウォーカーが乗っている。
ジョンのドラゴンが頑張ってくれたおかげで、ドラゴン・ゾンビは負傷して墜落し、親玉ホワイトウォーカーも地上に落ちた。

増殖するゾンビ

デナーリスのドラゴンが炎で攻撃するが、親玉ホワイトウォーカーに炎は通用しないらしい。
そこで、親玉と同じく地上に振り落とされたジョンがタイマン勝負をすべく追いかける。
しかしそれに気づいた親玉が力を使うと、ゾンビに殺されて倒れていた人間の死体が一斉にゾンビ化して立ち上がってしまった。

そしてゾンビたちの妨害を受けてジョンは親玉に追いつくどころか絶対絶命のピンチ。
そこにデナーリスのドラゴンが降りて来て炎でジョンの周りのゾンビを一掃してくれた。
デナーリスに親玉を追うように言われてジョンは再び走り出す。

追いつけないジョン

親玉を追って城内に入ったジョンは壊滅的な状況で戦い続ける仲間たちの姿を見る。
しかしそこにまだ死んでなかったドラゴン・ゾンビが降りて来て、所構わず炎を吐いて暴れ、ジョンは先に進むことが出来なくなってしまう。

デナーリスのピンチ

ジョンが去った後、デナーリスにもピンチが待っていた。
地上に降りていたドラゴンの背後から多数のゾンビがよじ登って襲って来たのである。
その攻撃を受けてドラゴンは暴れ、デナーリスは振り落とされてしまう。
ほとんど無力なデナーリスは地上のゾンビに囲まれこれはヤバイ・・・

デナーリスを守る勇者ジョラー

もちろんデナーリスがこんな死に方するわけがないのだが、助けに来たのはジョラーだった。
多くのゾンビに囲まれてデナーリスを守るジョラー。
デナーリスも武器を手にとってサポートするが、さすがのジョラーもこの状況では・・・
何度も致命傷を受けながらほとんど死んでる状態で彼はデナーリスのために戦う。

シオンと鉄の民の奮闘

神々の森でホワイトウォーカーを待ち伏せていたブランとシオンたち。
シオンと鉄の民は善戦して襲ってくるゾンビを弓矢で倒し続けていた。
しかし、どんどん増えるゾンビに一人また一人と鉄の民は倒れ、残っているのはシオンとブランだけ・・・さらに矢が底をつき、シオンは一人で槍を手にゾンビと戦う。

シオンの死

その時、ジョンをかわしてやってきた親玉ホワイトウォーカーが、その他の長髪ホワイトウォーカーを引き連れてやってきた。
親玉の登場で他のゾンビたちは動きを止め、ブランとシオンをぐるりと囲んで静止している。

ここまで戦ってくれたシオンにブランが礼を言うと、シオンは槍を手に親玉へ突進。
しかし親玉はあっさりその攻撃をかわして逆に一撃。
ゲムスロの歴史の中でも相当いろんなことがあったシオンという男だが、とうとう彼はここで命を落とした。

一発逆転劇!

護衛がひとりもいなくなった三つ目の鴉ブランに親玉ホワイトウォーカーが歩み寄る。
そして剣に手をかけ、ついにこれまでか・・・・・

最強の戦士アリア

その時!!!!!!!!!!
ブランを包囲しているゾンビ軍の中、一体どうやってここまでやって来たのか不明だが、アリアが親玉ホワイトに後ろから飛びかかってきたのだ!

技ありの一撃

親玉ホワイトはとっさに振り向いてアリアの首と短剣を持つ手を押さえた。
しかし、アリアは押さえられた手から短剣を放し、下に落ちていく短剣をもう一方の手でキャッチ!
そして親玉ホワイトのボディにざっくりと突き刺した!

アリアが果たした役目

アリアの一撃によってバラバラと氷のように親玉が崩れると、周りにいたホワイトウォーカーをはじめ、すべてのゾンビやドラゴン・ゾンビも一斉に崩れて機能しなくなった。
絶望的な状況の中で戦っていた人間たちもこのまさかの勝利に呆然。
ベリックがアリアを救わなければならない理由はこれだったのだ。

ジョラー・モーモントの死

突然、襲ってくるゾンビがいなくなると、そもそも立っているのも不思議な状態だったジョラーはその場に倒れ、そのままそこで息をひきとる。
最後の最後まで自分を守ってくれた、最も信頼していた騎士の死にデナーリスは泣き崩れた。

役目を終えたメリサンドル

戦いが終わると、メリサンドルはひとり城を出て荒野に歩き出した。
かつて彼女に、再び戻ってきたら自分の手で殺してやると告げていたサー・ダヴォスが彼女を追ってきてその後ろ姿を見ている。

自らの装飾品を外しながら歩き続ける彼女は、見る見るうちに髪は白く老婆の姿に変わり、やがて雪原に倒れた。
彼女の役目もまたここに終わったということなのだろう。

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