ウォーキング・デッド9 第12話あらすじ（ネタバレ）

出典：ウォーキング・デッドシーズン9｜FOX｜FOX ネットワークス

※海外ドラマ「ウォーキング・デッド（WALKING DEAD）」シーズン9 第12話のあらすじを書いている記事です。ネタバレですのでご注意ください。

ウォーキングデッド9の第12話「変化のとき」は、アルファの偽物ウォーカー軍団内での出来事と、アレクサンドリアのミショーンたち出来事が描かれるエピソード。
今回のあらすじをまとめると以下の通りです。

アルファに連れて行かれたリディアをヘンリーが救出に向かうが、隠れて様子を見ているつもりがすぐにバレてあっさり捕まる。
アレクサンドリアの町の運営方針を決める会議では、ミショーンが絶対的な力を持っていて全部ミショーンが決めてしまうような状況になっている。
その会議内容は実はニーガンの牢屋に聞こえていて、町の行く末を憂いたニーガンは、相談役になれるとミショーンに提案する。

以下にウォーキング・デッド9第12話のあらすじを詳細に書いていきます。

娘を助けに行った理由

ヒルトップからリディアを取り返したアルファは、その帰り道、娘からヒルトップの情報を聞き出そうとしていた。
しかしあまり多くを語らないリディア。
実際、リディアはヘンリーから王国の話などを聞いていたはずだが、彼女はそれらを知らないふりをしていた。
ヒルトップにはたいした武器はなかったというようなことだけ伝えてはぐらかす。
アルファは、わざわざ自分たちのルールを破ってまで助けに行ってやったのに、娘がたいした情報を持ってこなかったことに腹をたてているようだ。

助けにきたものの・・・

しばらく歩いて彼らが休憩しているところを森の中から伺っていたのはヘンリー。
無鉄砲なこの少年はリディアを助けるチャンスを見計らっているようだ。
しかし彼は既にアルファの仲間によって発見されており、ひとりは棒術で倒したものの、もうひとり迫って来たベータという大男によってあっさり捕まってしまった。
このベータはアルファの相談役として重要なポストにいるようだ。

アルファやリディアのところへ引っ張ってこられたヘンリー。
まさかのこいつのアホな行動にびっくりのリディアは「あんたバカじゃないの！」と行ってパンチを食らわせる。
牢屋であれだけ話をしていたのに、今頃気づいたのだろうか。
そうです。こいつはすごいバカなのです。

キャンプに到着

ヘンリーが命がけでリディアを追って来たことを不審に思うアルファ。
なんで友達がついて来たのかしつこく娘に聞く。
しかしリディアは友達じゃないと言い張り、助けを求めるフリをしたから間に受けられたのだと話す。
まだ納得しきれていない様子のアルファだが、そんな会話をしているうちに彼らは自分たちのキャンプへ到着した。
キャンプにはまだまだ大勢の仲間がおり、狩猟してとってきた動物をさばいたりして暮らしているようだ。

アルファの恐怖政治

キャンプでは、アルファがルールを破って自分の娘を助けたことに不満を持つメンバーが抗議してきた。
彼らが言うには、他のみんなもみんな不満を持っているのだという。
そこでアルファが野次馬に問いかけるが、しかし野次馬たちは沈黙して何も言わない。

凄い針金の使い手

アルファは、彼らにはいつでも意義をとなえる権利があるとかなんとか言いながら、結局その抗議してきたカップルをふたりとも殺す。
針金みたいなもので女の首を絞めるのだが、見事に首がすっぱり切れて頭が落ちる。
針金ごときであんな綺麗に首が落ちるわけがないだろう・・・
ああいう妙な演出は逆にシラケるのでやめてほしい・・・
しかしアホアホ少年ヘンリーはこの現場を見てかなりアルファにビビった様子だ。

ヘンリー絶体絶命！

リディアが敵に寝返ったのではないかと疑っているアルファとベータ。
その夜、彼女たちはリディアに、ヘンリーをナイフで殺すようにと命じる。
多くの仲間たちがそれを見ている中で、一体どうしたらいいのか分からず戸惑っているリディア。
実際もう殺すしかないんじゃね？という絶体絶命の危機だったが、ものすごいタイミングの良さでやってきたのはウォーカーの大群だった。

危機一髪で脱出

突然現れた大群で現場は騒然となり、どいつが本物でどいつが偽物のウォーカーなのか分からない状況に。
あたふたしているヘンリーのところにやってきたウォーカー・・・それはダリルだった！
ダリルとコニーは彼らと同じようにウォーカーの皮を被って紛れ込み、助けに来てくれたのだ。
さっきまで一緒にいたドッグはどこに行ったのだろう？
ドッグはとても良い子だからちょっと離れたところで待っているのだと思う。
ダリルはリディアを置いてけと言うが、ダリルだってリディアを助けるために追って来たのではなかったのか？？
とりあえずヘンリーが強引にリディアを連れて、彼らは一緒にその場から逃げ出したのだった。

アレクサンドリアの不満の種

アレクサンドリアのミショーンによる政治はあまりうまく行っていなかった。
ミショーンが他の街との交易に参加しないことが大きな原因で、それを正しいと思っていないゲイブリエルは独自に無線を設置しようとしていたし、アーロンは隠れてジーザスと会って情報交換などをしていたのだから。
ミショーンはアレクサンドリアの人々の安全を優先するためにそのような判断を下していたわけだが、結果的に他の人の意見が通らずにミショーンがすべて決めてしまうような体制が不満の種となっているようだ。

ミショーンとニーガン

脱獄したが自分から帰って来たニーガンのところにミショーンが来て、なんで帰って来たのか尋ねた。

俺は牢屋から出てミショーンの家に行った。
待ち伏せして頭を潰すことだってできたし、他の住人を殺すことだってできた。
しかしそれをしなかった。

確かに世界は変わっていた。
だけど俺自身も変わったのだ。
こうやって俺のことを殺さないでおくのだったら、少しは信用してくれないか。

アレクサンドリアの町が制御不能になるのは時間の問題だ。
俺は人々を統率する方法を知っているから、君の助けになれる。
相談役になってもいい。
君は人々に権利を与えるようなことを言っておきながら、結局自分が全部を決めている。
まるで暴君のようだ。

ニーガンに聞こえていた会議

牢屋の窓のすぐ先にアレクサンドリアの会議室があり、ミショーンたちの会話はニーガンに聞こえていたのだ。
ニーガンのこのような指摘に腹を立てて一蹴したミショーンだったが、おそらくこの流れだとニーガンは相談役のような存在になっていくものと思われる。
ミショーンが牢屋の窓から外を見ると、そこにジュディスがいるのが見えた。