人気海外ドラマの中から「面白いくらいタフな女性キャラ」TOP5を勝手にランキング!

海外ドラマを観ているとたまに出てくる笑っちゃうほどタフな女性キャラクター。
普通に母としての強さとかのレベルではなく、何があってもへこたれなくて、しぶとくて執念深くて目的のためなら手段を選ばないような、そんなキャラがいてこそ海外ドラマは面白いのだ!

パッと思いつくような有名人気海外ドラマの中で、特に面白いくらいタフ過ぎる女性キャラのタフさ加減で独断と偏見で勝手に順番をつけてランキングにしてみることにした。
まだまだタフな奴は多いがキリがないのでとりあえず5人だけに絞ってみた。

ランキング5位:マディソン・クラーク(フィアー・ザ・ウォーキング・デッド)

マディソン・クラーク(フィアー・ザ・ウォーキング・デッド)

(C)2017 AMC Films Holdings LLC. All Rights Reserved.

ウォーキング・デッドのスピンオフである海外ドラマ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」でこのランキングにランクインさせるべき一番タフな女性と言えばマディソン・クラークしかいないだろう。
シーズン1の頃はそれほど特筆するほどのタフさは感じられなかった彼女。それなりにしっかり者で行動力のある普通の母親という感じだった。シーズン1では息子のニックがヘロヘロだったのでそれを守るために頑張ってたという感じ。

しかしシーズン3くらいになってくるとマディソンのタフさは尋常なレベルではなくなってくる。
自分たちが生きていくためには何でも利用してどんどんのし上がり、速攻で牧場コミュニティのトップとして仕切る立場になってしまう。敵対勢力もマディソンのタフさには一目おいて彼女の言うことはきちんと聞くようになり、牧場コミュニティのその他大勢の人々もマディソンを頼りにして言うことを聞くようになっていく。
つまりマディソンは実行力や戦闘能力と共に、カリスマ性を兼ね備えた産まれながらにしてのリーダーだったということなのだろう。

ランキング4位:エリザベス・キーン(HOMELAND)

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(C) 2017 Showtime Networks, Inc., a CBS Company. All rights reserved.

クオリティの高いシリアスな大人向けサスペンス海外ドラマ「HOMELAND」では、主人公のキャリーもタフなのだが、それよりもこのランキングにランクインさせたい人物はエリザベス・キーンである。
キーンはシーズン6から登場し、その後アメリカの大統領となったキャラクター。
この人は何がタフかってそりゃー大統領になるくらいの精神力のタフさもさることながら、何よりもその顔がタフなのである。笑
長身で強面のおばさん大統領キーン。いつも恐い顔をしていてさらにとっても頭が良さそう。
手段を選ばない恐るべき実行力や、仲良くしてた人物でも状況が変わると容赦なく切り捨てるような冷徹な性格もまた怖い。

この人がシーズン6で出てきた時は、よくこんな大統領役にぴったりの強面おばさんを見つけてきたものだと思ったが、最近FARGOシーズン2を観ていたらこの女優さんエリザベス・マーヴェルがチョイ役で出演していた。
調べてみるとこの人は「ハウス・オブ・カード」にも出てたらしい。ハウスオブカードでは主人公の妻クレア・アンダーウッドの美しさやタフさといった強烈なキャラクターが際立ちすぎていて、エリザベス・マーヴェルの印象は正直残っていない。

ランキング3位:オレナ・タイレル(ゲーム・オブ・スローンズ)

名作中の名作海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」は女性の強さにかなりフォーカスされている海外ドラマなので、強い女性キャラクターというのはいろいろと出てくる。スターク家の女性たち(キャトリン、サンサ、アリア)はみんな強いし、もちろん嵐の申し子デナーリス・ターガリエンもかなり強い。
そんな中、今回のタフな女性ランキングにランクインさせたい超タフ女性キャラクターの一人目はオレナ・タイレルである。

「オレナ・タイレル?」と思った人も多いことだろう。
デナーリスやスタークなどに比べると名前を聞いただけではピンと来ない人も多いと思うが、マージェリーや花の騎士ロラスの祖母のタイレル公のおばあさん。
一時期キングズランディングでそれなりに勢力を持っていて、威勢の良い豪快な性格でサーセイに一歩も引けを取らなかったキャラクターには好感を持っていた人も多いはず。
それにしてもああいう豪快な感じのおばあさんって日本でも結構よくいる気がするが、女性は歳をとるとだんだん豪快になっていく人が多いのだろうか??

オレナ・タイレルはサーセイが溺愛する息子ジョフリーを毒殺した犯人だったわけだが、ジェイミー・ラニスターにハイガーデンを攻められ、ジェイミーの前で死ぬその最後の最後にジョフリーを殺したのは自分だと告白し、それまでのサーセイやジェイミーの的外れな行動の愚かさをあざ笑うかのように息を引き取る。
最後の最後まで負けん気が強いその性格・・・、今回のランキング3位にふさわしいタフさだ。

ランキング2位:キャロル・ペルティエ(ウォーキング・デッド)

キャロル・ペルティエ(ウォーキング・デッド)

(C)Gene Page/AMC

超人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」からひとりこのランキングに選出したいのはキャロル。
この人はシーズン1の最初は非常に弱っちいただの主婦だった。普通の主婦よりもさらに弱かった。確か夫から暴力を受けていたとかなんとか。そういえば最初の頃はキャロルには子供もいたっけ。
それが今やおそらくウォーキング・デッドにおける最強のキャラクターなのではないだろうか。
精神面がタフなだけではなく、この女性は実際の戦闘能力も恐ろしく高いのである。
見た目はシーズン1の頃とまったく変わらない普通のおばさんなのだが、いざ戦闘が始まった時の強さったらリックやダリルよりも上なんじゃないかと思う。

シーズン5の最初の時なんて、リックたちが敵に閉じ込められて絶体絶命の状況の中、キャロルがひとりで乗り込んできて敵をバッタバッタと倒しまくって見事リックたちを救出。あの時のキャロルの強さにはさすがに笑った。
また、アレクサンドリアにいた頃には捕虜の扱いについてモーガンと意見が対立し、一騎打ちみたいな状況になったこともあった。
モーガンは言わずと知れた棒使いで非常に戦闘能力が高い男である。
あのモーガンと互角にやり合うなんて、つまりキャロルは敵を油断させて勝つとかではなくて普通に身体能力も高いものを持っているということになる。
なんでこんなに強いのかははっきり言って疑問だ。笑

ランキング1位:サーセイ・ラニスター(ゲーム・オブ・スローンズ)

サーセイ・ラニスター(ゲーム・オブ・スローンズ)

(C)2016 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.

人類史上最高の海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で最もタフな女性、それはやはりサーセイ・ラニスターなのではないか。この海外ドラマでは悪役ということになるのだろう。美しい女性だがいつも眉間にシワを寄せているその姿は屈折した性格をそのまま表しているかのようだ。

サーセイ自身は戦闘能力のようなスキルは無いのだが、いつもマウンテンが護衛しているので怖いものなし。
この人の一番の恐ろしさはその異常なまでの性格の悪さ。プライドが超高くて自分のことしか考えてなくて周りの人のことを虫けら程度にしか思っていなくて異常なほど執念深くて悪知恵が働いて手段を一切選ばない強引な性格。

キングズランディングにて一時大変な勢力となった雀聖下たち。彼らはサーセイと敵対していて、サーセイはすったもんだの末に素っ裸でベイラー大聖堂から赤の王城まで歩かされ民衆に罵られるという屈辱を味わわされる。
こんな屈辱を受けて彼女が泣き寝入りしているわけがないことは誰でも分かるのだが、その復讐のやり方の凄まじさったらすごすぎて視聴者の想像のはるか上をいっていた。
開いた口が塞がらないというのはまさにあのシーンのことだろう。

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以上、海外ドラマ「面白いほどタフな女性キャラ」ランキングでした。
今後もタフ過ぎて笑っちゃうようなキャラが出てきたらランキングを変更する可能性があります。

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