LOSTシーズン1 第15話「守るべきもの」あらすじ(ネタバレ)凶暴ジャングル男イーサンに紳士医者ジャックはリベンジできたのか?

ジャングルをひとり彷徨っているところをロックによって救出されたクレア。
大急ぎで洞窟に連れて来たが彼女は島に来てからの記憶を完全に失っていた。
ジャックやサイードたちは妊娠しているクレアが自力で脱出するのは難しいと思われることから、イーサンの策略でわざと送り込まれたのではないかとも疑うがそれを確かめる術がない。
クレアはイーサンのことすら何も覚えていない様子だった。

クレアはイーサンを引っ掻いて脱出してきた?

そんな中ジャングルを歩いていたジンとチャーリーが突然イーサンに襲われる。
イーサンは遠くから飛び道具でジンを気絶させ、ひとりになったチャーリーを脅した。
クレアを渡さないとひとりずつ殺していくと言う。
彼は顔にひっかき傷のようなものがある。これはもしかしてクレアが引っ掻いた後?
チャーリーは抵抗するがその腕力では彼の相手にもならないようだ。

このことから考えるとやはりクレアは自力で脱出してきたようだ。
仲間を殺すと脅迫してきているのだからもはやこちらからイーサンを探して逆に殺すしかないと考えるチャーリーとジャックだが、ジャングルはあの男の縄張りなのだから勝てるわけがないとロックに止められる。そしてその夜はひとまず見張りを立てて、侵入者が近づいて来たら大きな音がなる仕掛けを設置し、防御に徹することとなる。

島を熟知するイーサンを止めることは出来なかった

その夜、周辺を警戒し、ロックやブーンなどが見張りを務め、皆は眠りにつく。
しかし朝になると男性がひとり犠牲となってしまっていた。
イーサンは森からではなく海から近づいてきたようだ。そのため森の側に設置した警報機は役に立たなかったのである。

薄暗いビーチ

このままでは今夜再び犠牲者が出てしまう可能性がある。
じっとしているわけにはいかないと考えたジャックは、以前ケイトが持っていた銃を使って、こちらからイーサンを倒すしかないと考える。
そのためにはクレアをおとりにしてあの男をおびき出すしか方法はない。

イーサンがクレアを差し出さないと他の仲間を殺すと脅してきていることを知ったクレア。
ジャックが彼をおびき出す作戦のことを話すとクレアも承知する。
クレアがジャングルをひとりで歩き、周辺に身を潜めて警戒する役割は、ジャック、ロック、サイード、ソーヤー、ケイトが務めることとなった。
チャーリーは作戦に加わりたがったが、いざとなった時に頼りになるかどうか心配したジャックは断る。

イーサン捕獲作戦開始!

作戦決行の時が来た。
クレアがジャングルを歩いていると凶暴顔のイーサンが現れる。
クレアは驚いて逃げるがイーサンがそれを追う。
そこにジャックがタックルを決めてイーサンとタイマン勝負となる。
イーサンはかなりの格闘スキルを持つ強者。
前回はジャックはあっさり負けて気絶してしまったが、今回はマウントポジションから彼をノックアウトすることに見事成功する。
イーサンはジャングルの達人で野生児のような男だから強いのもなんとなく分かるが、知的でジェントルマンで医者のジャックはどうしてこんなに喧嘩が強いのだろう?

全員で銃を構えてイーサン生け捕りに成功・・・・・と思ったその時、地面に転がっていたジャックの銃をとったチャーリーがなんとイーサンに発砲。しかも連射。
イーサンはその場で息絶えるのだった。

クレアを守るためにやるべきことをしたチャーリーの優しさ

せっかくイーサンを生け捕りにしてその目的などを聞き出すチャンスだったのに・・・と言うジャックに、奴がそんなことを話すと思うのか?と言うチャーリー。
確かにイーサンのような男がちょっとやそっとで自白するとは思えない。
訳の分からない嘘をつきそうだし、何の情報も持っていないこちらとしてはそれを嘘だと見破る術もない。
さらにチャーリーは「二度とイーサンをクレアに近づけたくなかった」と言う。

ピーナッツバター

ひとりで思いにふけるチャーリーのところにクレアがやってくる。
ピーナッツバターのことだけをなぜか思い出したのだと言う。クレアがチャーリーの優しさに心許すきっかけとなり、二人の距離を縮めたあの思い出。
「何も分からず、怖いけど、あなたを信じたい。」
クレアを守るためにはイーサンを生かしたままにしておくわけにはいかないと考えたチャーリー。彼女は自分を守るためにそうしてくれた彼の優しさを感じ、彼にだけは再び心を許し始めるのだった。

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