HOMELANDシーズン4 第2話「2つの責任」あらすじ(ネタバレ)

この記事は海外ドラマ「HOMELAND」のシーズン4エピソード2のあらすじを詳しく書いている記事です。
※ネタバレですので意図せず読まないようにご注意ください。

エピソード2の冒頭、キャリー・マティソンとピーター・クインは、前エピソードの事件を受けてアメリカに帰国します。
しかし、彼女の心はパキスタンにあり、サンディの殺害事件の真相を突き止めたいと強く願っています。キャリーの帰国は彼女にとって一時的なものであり、彼女の真の目的は再び現地に戻り、事件の背後にある真実を解明することです。
一方、クインは帰国後も過去の戦闘任務でのトラウマから逃れられず、心の平穏を見つけることができません。彼はアメリカでの生活に戻り、平穏を取り戻したいと考えています。

サンディとロックハートの秘密

キャリーは、サンディの殺害事件の真相を突き止めるために早くパキスタンに戻りたいと強く望んでいますが、CIAのロックハートは、自身の保身のために、キャリーに誤爆事件の責任をとらせようと考えており、彼女を支局長の役職から解任しようとします。
キャリーはこの状況に強い反発を覚えます。

キャリーはイスラマバードで前任の工作員だったハリスのところを尋ね、なぜ彼がその任務をおろされてアメリカで事務作業をやらされているのかを探ります。
最初は強く拒絶されますが、キャリーは粘り強く彼につきまとい、サンディやロックハートの秘密を突き止めます。
そしてそれをネタにロックハートを脅し、結果として彼女はふたたびイスラマバードに戻って支局長として任務にあたることになります。

クインの抱えるストレスとトラウマ

ピーター・クインは、これまでの任務で蓄積された精神的ストレスとトラウマに苦しんでいます。
彼は戦闘任務で多くの命を奪ったことや、罪のない人々が巻き添えになったことに対する強い罪悪感を抱えています。クインはこのトラウマから逃れるために、CIAを辞めたいと強く考えています。
彼は帰国後、アルコールに溺れることで現実から逃れようとし、自暴自棄な生活を送っています。クインの精神状態は不安定で、彼の行動や態度にもその影響が現れています。
彼は街で一般人との間でトラブルとなり暴力事件をおこし、一時警察につかまりますがキャリーが迎えにきて釈放されます。

アヤーンが隠していること

パキスタンの大学生アヤーンは、彼が偶然撮影した誤爆時の様子の動画を友人に勝手にインターネット上で拡散され、アメリカの軍事行動に対する国際的な批判を招きます。
彼は自分が有名になってトラブルに巻き込まれることに恐怖を感じており、自分が隠し持っていた薬品のようなものを友人に預けますが、その薬品が何であるかや、なぜ友人に預けるのかは謎のままです。

フラニーやマギーとの関係

アメリカに戻ったキャリーは、姉のマギーと娘のフラニーとの関係に問題を抱えています。キャリーは仕事に没頭するあまり、家族との時間を疎かにしてきました。
特にフラニーとの関係は複雑で、キャリーは母親としての責任をまったく果たしていません。マギーはキャリーに対してもっと家族と向き合うよう説得しますが、キャリーにとっては仕事のほうが大事に感じています。
このエピソードの最後で結局キャリーはまた中東に戻ることになり、フラニーは再びマギーに任せっきりの状況となります。

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