Huluの特徴やメリットとデメリット
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Hulu(フールー)は動画配信サービス(VOD)のひとつで、dTVやU-NEXTと並んでシェア率が多い。
今ほど動画配信サービスが日本ではまだ広まってなかった数年前に、有名タレントを使ったCMを放送していて知名度が一気に広まった。
その意味では日本で動画配信サービス自体の知名度を格上げした立役者としてその貢献度は高い。
この記事ではHuluの特徴、メリット、デメリットを詳しく解説する。
長くなるのでとりあえず最初に結論!!
- 海外ドラマをメインで考えるならHuluがお勧め!
- 映画(特に新作)ならHuluはやめたほうがいい。
目次
Huluの特徴
- 全ての動画が見放題
- ポイント制度がない
- 海外ドラマが充実(質も量も)
- 新作映画はほとんど無い
Huluの最大の特徴は、すべての動画が見放題だということ。
他の動画配信サービスでは、見放題対象動画の他にレンタル対象動画というものがあって、レンタル動画を観る時は月額料金とは別に数百円のレンタル料金が必要になるシステムのところがある。
しかしHuluで配信されている動画はすべて月額料金のみで見放題。
とても分かりやすいので初心者でも安心して使える動画配信サービスだ。
分かりやすい料金システム
月額933円(税抜)
Huluの料金プランはこのひとつだけ。
この月額料金だけで、Huluで配信されているすべての動画が見放題。
また、ポイント制度のようなものがないので、例えばポイントを有効期限内に使い切るとか、レンタル作品を視聴する前にポイントをチャージするとか、そのような手間も省ける。
とにかくシンプルで分かりやすいシステムを採用していることはHuluの大きなメリット。
金額だけの比較は意味がない?
933円という料金は、他のVODと比較して高くも安くもない中間くらいの価格帯。
しかし、他VODはポイント制度があったりレンタル作品があったりしてHuluとは全く違うシステムを採用しているため、単純に金額だけで比較するのは意味がないとも言える。
→参考記事:【2018年最新版】人気動画配信サービスを月額料金でランキング!コスパの高いVODはどれ?
見放題1本あたりの料金比較
そこで、当サイトでは見放題動画のみの1本あたりの料金で動画配信サービスをランキングにしてみたことがある。
その結果HuluはdTVに次ぐ2位だった。
→参考記事:見放題動画作品1本あたりの料金で動画配信サービスを比較した
お試し無料期間
お試し無料期間:2週間無料
※お試し無料期間に解約すれば料金はかからない。
他よりちょっと短いお試し期間
Huluのお試し無料期間は2週間。
これは他の動画配信サービスと比較すると、はっきり言って短めだ。
例えばU-NEXTやdTVが31日間無料としていることを考えると、2週間というのは見劣りしてしまうというのも正直なところ。
実際は2週間もあればかなりの数の動画が観れるので、この点がデメリットだとは思わないが、他サービスと比較するとメリットが大きいとも言えない状況だ。
海外ドラマが充実している
Huluは海外ドラマに強いということはわりと有名なメリット。
本記事執筆時点(2018年12月3日)のラインナップを見てみても、「ゲーム・オブ・スローンズ」のシーズン1〜7、「ウォーキング・デッド」のシーズン1〜9、「HOMELAND」のシーズン1〜6、「FARGO」のシーズン1〜3のように当サイトでもお勧め名作海外ドラマの筆頭として挙げている作品がずらり。
ちなみに本記事執筆時点でゲーム・オブ・スローンズの全シーズンを配信しているのはHuluとamazonプライム・ビデオくらいのようだ。
その他にも「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」「SUITS」「ハンニバル」「グレイズ・アナトミー」「24」「LOST」「プリズン・ブレイク」「ハンニバル」などの名作や人気作がたくさん。
また、非常に大きなポイントとして「ハンドメイズ・テイル」の存在がある。
このドラマはエミー賞を受賞して非常に話題となった作品だが、Huluプレミア作品なので他の動画配信サービスでは配信されておらず、Huluの独占配信なのだ。
新作映画は期待しないほうがいい
海外ドラマジャンルは充実しているHuluだが、新作映画が配信されるケースはかなり稀。
U-NEXTやビデオマーケットなどでは新作がどんどん追加されるのだが、正直この点では寂しいものがある。
しかし他サービスで新作が追加されたとしても、それは見放題対象ではなくレンタル作品として配信されることがほとんど。
つまり、Huluはレンタルという制度自体がないため、どうしても新作映画を追加しずらいシステムになっているということなのだろう。
新作映画を配信しずらいシステム
そうは言っても、U-NEXTやビデオマーケットの場合、レンタル料金さえ払えば新作も観る手段が用意されているということであって、Huluの場合はその手段すら無いということだ。
このように考えるとこの点はHuluのデメリットだと言わざるを得ない。
新作映画をたくさん観たい人はHuluではなくU-NEXTやビデオマーケットのほうがメリットが大きいだろう。
対応機器一覧
Huluの視聴環境は非常に充実している。
PCやスマホ・タブレットはもちろん、対応しているテレビやゲーム機等、様々な機器での視聴が可能だ。
以下はHuluの公式サイトのヘルプページへリンクしているので、詳しくはそちらをご覧いただきたい。
Windows 7 SP1以降 | Google Chrome(最新版) Microsoft Edge(最新版) Firefox(最新版) Internet Explorer 11.0以降 |
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macOS X 10.10以降 | Google Chrome(最新版) Safari(最新版) |
スマートフォン・タブレット | Androidスマートフォン/タブレット iPhone/iPad/iPod touch Amazon Fireタブレット |
テレビ | Sonyテレビ Panasonicテレビ SHARPテレビ |
ブルーレイレコーダー/プレーヤー | Sonyブルーレイレコーダー/プレーヤー Panasonicブルーレイレコーダー |
メディアプレーヤ | Apple TV Amazon Fire TV/Amazon Fire TV Stick Chromecast Nexus Player Air Stick AQUOSココロビジョンプレーヤー セットトップボックス(STW2000) |
ゲーム機 | PlayStation 3(2018年12月12日まで) PlayStation 4 Wii U |
これまでHuluはプレステ3に対応している点で非常にメリットが大きいVODだったのだが、残念ながら2018年12月12日までで対応終了することが発表されている。
→参考記事:Huluがサポート終了!プレステ3はメルカリやオークションで売る前に初期化!
まとめ
Huluの最大のメリットは、海外ドラマのラインナップが充実していること。
そして月額料金のみですべての動画が見放題だという分かりやすさも良い。
特にドラマ作品は、もし他の動画配信サービスでレンタル対象作品になっていた場合、1話ごとにレンタル料金がかかってしまうので全部を観るためには結構な料金がかかってしまうことがある。
その点、Huluは全部が見放題なので、充実した人気海外ドラマをジャンジャン観まくることができる。
逆に、新作映画はほとんど無いので、新作や話題作の映画が目当ての人には全くお勧めできない。
新作映画が目当ての人はU-NEXTやビデオマーケットを検討することをお勧めする。
結論!
海外ドラマを中心に観たいならHuluはかなりおすすめ!
映画(特に新作)が目当てならHuluはやめたほうがいい。