映画「ハン・ソロ」あらすじ感想(ネタバレ)キーラの今後が楽しみ
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映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」は言わずと知れた名作スターウォーズのスピンオフ映画。スターウォーズのエピソード4以降に登場して超人気キャラクターとなったキャラクター「ハン・ソロ」の若い頃の話を描いた内容で、時代背景的にジェダイがほとんどいない頃ということもあってかジェダイが出てこないのは残念なところだが、主人公のハンや相棒のチューバッカの活躍が楽しめるハラハラドキドキの宇宙アクション映画となっている。
映画「ハン・ソロ」あらすじ
ハンは幼馴染で恋人のキーラとともに惑星コレリアで劣悪な暮らしをしていた。
ある時キーラとともに惑星コレリアから脱出を企てたハンだが、脱出の直前でキーラだけが捕まり彼は助けに戻ることもできず一人で行くこととなる。
その後軍隊で働いていた彼は戦場荒らしをしていたベケットたちと知り合い、チューバッカと共にベケットのグループに入れてもらう。
ベケットの仕事を手伝う中でハンはベケットの取引相手である大物悪党ドライデンの愛人のような立場になっていたキーラと再開。
ドライデンの仕事で再び旅立つハンたちに監視役として同行することになったキーラ。
ふたりはその中で再び愛を確かめ合い、すったもんだの大冒険の末に任務を完了してドライデンのもとに戻ってくる。
ドライデンを騙してコクアシウムを奪い、キーラと共に逃げる作戦のハン。
果たしてこの作戦はうまく行くのか?
そしてふたりの運命やいかに・・・?
恋人キーラはゲーム・オブ・スローンズのデナーリス!!
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海外ドラマ好きに一番嬉しいポイントは何と言ってもこれだろう。
キーラはゲームオブスローンズのデナーリス役の女優エミリア・クラーク。
最初はちょっと気がつかなかったが、よく見るとデナーリスじゃん!ってことでこの映画が一気に面白くなったのは言うまでもない。
テラス・カシという武術を習得していて実はかなり強いあたりは非常に面白いキャラクターだが、できればゲムスロのように金髪にしてほしかった。
ターミネーターの時も思ったが、この人ってたぶんゲムスロのように金髪で鮮やかなブルーの衣装とかのほうがカリスマっぽくなってカッコいい気がする。
しかし、主人公のハン・ソロが賭博場でカードゲームをやっているのを後ろで見守ってるあたりの表情はまさにゲムスロのデナーリスそのもの!
デナーリスが彼女のために一騎打ちするダーリオを見守るシーンを思い出した。
チューバッカは最初からスゲーやつ!
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ハン・ソロと言えばチューバッカ。
スターウォーズ屈指の人気キャラとして有名なハンだが、チューバッカなしではハンの魅力は半分も発揮できないだろう。チューバッカとはスターウォーズにおいてそれほど重要な脇役なのである。
実際にスターウォーズのシリーズでも最初から最後までずっと活躍しているチューバッカだが、スピノフ映画「ハン・ソロ」でも序盤から登場して最後の最後まで大活躍。
あの変なうめき声も良い味出してるし、戦闘になっても強いし、力持ちだし、宇宙船の運転技術もすでに習得済み。
ハリソン・フォードのハンソロは正直本作よりもずっとキャラが立っていたが、本作のハンソロ俳優オールデン・エアエンライクは若いしハリソンフォードに比べるとまだまだという感じは否めない。
しかしチューイがいてくれることで「ハンソロ感」が100倍くらいになっているんじゃないかと思う。
映画「ハン・ソロ」のいまいちなところ
スターウォーズシリーズは大好きでもちろん全部観ているのだが、他のスターウォーズと比べると本作「ハン・ソロ」はなんとなく熱中できない自分がいた。
その理由はたぶんジェダイが出てこないからだと思う。
ありきたりな宇宙アクション映画
スターウォーズという映画はその名の通り宇宙戦争の映画だが、ジェダイが出てこないとただ宇宙船でドンパチやるドタバタアクション映画みたいになる。
それだと他にいくらでもありそうだし、実際に本作のストーリーを思い出してもそれほど特筆すべきところはない。
恋人と離れ離れになって、仲間ができて、恋人と再開して、宇宙船でハラハラドキドキの大冒険をして、最後に親玉と対決・・・みたいな。
ジェダイがいてこそスターウォーズ
途中でチューバッカが出て来たり、ハン・ソロという名前の由来が明らかになったり、ミレニアム・ファルコン号が出て来たり、そういうのはこれまでのスターウォーズを愛するファンは嬉しいポイントだが、もしも本作しか見ていない人だったら何の感動もないだろう。つまり本作自体に特有の価値だとは思えない。
時代背景としては本作はおそらくエピソード4の何年か前なのだから、エピソード3でジェダイがみんなやられちゃった後ということになるのだろうけど、それでもヨーダとかオビワンはまだいるし何よりダースベイダーだっているはず。
その辺りの存在をもっと絡めてもらえると嬉しかった。
キーラは実は超重要人物なのか?
ハンの恋人キーラだが、本作の最後のシーンでドライデンを倒してハンと共に行くのかと思いきや、なぜかハンのことも裏切って置き去りにしてしまう。
ドライデンを倒した後彼女は通信でダースモールと話し、ダースモールの元へ向かったようだ。
ここまで見た時は、別にダースモールにわざわざ報告しなくても、そのまま何も言わないでハンと一緒に行けばいいんじゃないのか???とツッコミたくなったが、もしかするとキーラは最初からドライデンの部下というよりダースモールの指示で動いていたということなのかもしれない。
ダースモールの直属の部下?
つまりただの悪党ドライデンの愛人だったら別に逃げ切れるかもしれないが、ダースモールに完全に掌握されてしまってると今更逃げるとかありえないから泣く泣くハンのことは諦めたということ??
見た感じだとキーラ自身は別に悪とかダークサイドに染まってるようには見えないので、たぶんそういうことなのだろう。
ん?ダースモールってエピソード1で死んだんじゃなかったっけ??
復活してるならそれはそれでもいいのだが、正直ダースモールってそれほどたいしたキャラクターには思えないのでもっと別のキャラにしても良かったのではないだろうか。
絡み合うキャラクターの関連性はさすが!
まあ、ダースモールのことは置いといて、とりあえずキーラがダースモールのところへ向かって行くシーンで本作は終わる。
つまり映画「ハン・ソロ」はスターウォーズのスピンオフでありながら、本作だけでは終わらないということ?
キーラの今後についてはまた次回明らかにしますねー!的な終わり方である。
ハン・ソロの恋人と言えばレイア姫。
そういうイメージを持っていたので、最初に恋人役でキーラが出てきた時は、たぶん本作の中でこの人は死ぬんだろうなとばかり思っていた。
しかしこの終わり方だとキーラはスターウォーズシリーズに大きな影響のあるキャラクターということになりそうだ。
他のエピソードに登場している誰かの母親とか?
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